GoogleがSSL化されているかどうかをSEOランキングに考慮することを発表してから、現在では常時SSLに対応することはSEO対策の一つとして認識されています。
以前はレンタルサーバーのSSLと言えば「共有SSL」が一般的でしたが、数年前から共有レンタルサーバーでも無料独自SSLが利用できるようになりました。
常時SSL化することは安全性が向上し、ウェブサイトを運営する上でメリットは大きいです。デメリットと言えばコストに関することでしょう。それが無料で常時SSL化できるとしたら嬉しいポイントですね。
SSL
レンタルサーバー | SSL証明書 | 月額費用 |
---|---|---|
エックスサーバー | Let’s Encrypt | スタンダード 990円(36ヶ月払い) |
スターサーバー | Let’s Encrypt | エコノミー 125円 |
ロリポップ!レンタルサーバー | Let’s Encrypt | エコノミー 90円(36ヶ月払い) |
CORESERVER | Let’s Encrypt | CORE-MINI 220円(12ヶ月払い) |
さくらインターネット | Let’s Encrypt | ライト 130円(12ヶ月払い) |
Conoha Wing | Let’s Encrypt | ベーシック 880円(36ヶ月払い) |
ヘテムル | Let’s Encrypt | 1100円(36ヶ月払い) |
カラフルボックス | COMODO SSL | BOX1 528円(36ヶ月払い) |
mixhost | COMODO SSL | スタンダード 968円(36ヶ月払い) |
iCLUSTA+ | アルファSSL | ミニ 933円(12ヶ月払い) |
SSL証明書の種類
無料で提供されるSSLサーバ証明書にもいくつか種類があります。
Let’s Encrypt
Let’s Encrypt(レッツエンクリプト)は、アメリカ・カリフォルニアの非営利団体、Internet Security Research Group(ISRG)により運営されている証明書認証局です。
世界中の全てのWebサーバを暗号化することを目指したプロジェクトです。
サーバ証明書の有効期間は90日。証明書の作成、受け入れテスト、署名、インストールなどはすべて自動化されたプロセスで行われています。
Let’s Encrypt
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/Let%27s_Encrypt
Let’s Encrypt公式サイト
https://letsencrypt.org/ja/
COMODO SSL
COMODOはSECTIGOに名称が変わりました。
コモドブランドのSSLは1998年に設立された老舗のSSLサーバ証明書ブランドです。CA/BrowserForumという世界標準の統一されたSSLの仕様策定するフォーラムの発起人であるなど、COMODOはSSLのパイオニアとして、SSLの累計販売本数は200万本で世界シェアはNo.1とのことです。
コモドでも90日間有効のフリーSSL証明書を提供しています。99.3%のブラウザー対応率を持つエンドエンティSSL証明書を発行する、信頼されるルート認証局(CA)と同じ認証局から発行されます。
アルファSSL
SSL証明書発行数が国内シェアNo.1のGMOグローバルサインの提供するSSLです。
最大256bitのSSL暗号化通信を実現するSSLサーバ証明書で、サイトシールがない以外は同じGMOグローバルサインのクイック認証SSLと同じ仕様です。
通常価格は1年5610円です。
このアルファSSLを無料SSLとして提供しているのは同じGMOグローバルサインが運営する共有レンタルサーバのiCLUSTA+(アイクラスタプラス)です。