レンタルサーバー

個人・法人に人気のエックスサーバー、実際の使用感とメリット・デメリット

2018-01-07

個人・法人に人気のエックスサーバー、実際の使用感とメリット・デメリット

個人はもちろん企業の利用も多い、エックスサーバー。サーバー選びに迷ったらエックスサーバーにしておけば間違いなしと言われるとか。

WordPressでブログ、サイトを作るなら、必ず一緒に勧められるサーバーです。

筆者もエックスサーバーを2013年から利用中です。

エックスサーバーを長年利用してきた経験を元にエックスサーバーを利用するメリットとデメリットを丁寧に解説します。

エックスサーバーのイチオシポイント

2013年から現在もエックスサーバー利用中です。当時より口コミ評価も高いサーバーでした。私が思うエックスサーバーのすごいところは、定期的に新機能追加やサーバースペックの更新が行われているところです。

2022年8月に全てのプランで初期費用が無料になり、さらに導入しやすくなりました。

私が利用を始めてからも自動バックアップやWAFや無料SSL、リソース保証の提供が開始されました。PHPのバージョンやMySQLも随時最新バージョンが提供されています。

また利用年数が経過すればサーバースペックはだんだん古くなりるのが一般的です。エックスサーバーでは、利用中のサーバーを最新サーバーへ移行できるツール「新サーバー簡単移行」が用意されています。

この新サーバー簡単移行を利用すれば、比較的簡単に高性能なスペックの最新サーバーに無料で移行することができるのです。もちろんメール設定の変更などは自分でやらないといけないですが、新サーバーへのデータコピーは丸ごとやってくれます。

私はつい先日にこの機能を使って最新サーバー移行を実行しました。体感的にもサイトの表示スピードが速くなったのを感じています。

またエックスサーバー利用者は、個人だけでなく法人利用も多いです。私が知っている中でも従業員50人程度の会社でもエックスサーバーのスタンダードプランを契約して利用されていたりします。

公式サイトには導入企業は15万社とあります。安定性が高いので企業利用も多いのでしょう。

サポートも比較的返事も早くて満足しています。最近はチャットでのサポートも始まりました。何度か利用しましたが、わざわざ問い合わせフォームで聞くのが面倒だったりする時があるのでちょっとしたことを聞きたい時には便利だなと感じてます。

あまり技術的な質問だとメールでの問い合わせをお願いされる場合もあるみたいです。

エックスサーバーのメリット

高性能サーバー採用でサーバー速度は国内最速

エックスサーバーが最速な理由

  • AMDの最新CPUで従来に比べて1.5倍の処理性能vCPU128コア メモリ1024GB
  • ストレージはオールNVMeでオールSSDと比べて読み込み速度が最大14倍
  • WordPressの実行環境は世界最速クラスKUSANAGI導入
  • Apacheよりも処理性能が高いNginx採用
  • PHP・WordPressを高速化する「Xアクセラレータ」でパフォーマンスアップ
  • サーバーキャッシュ・ブラウザのキャッシュ設定(Expiresヘッダ、Cache-Controlヘッダ)が簡単
  • 本来であれば.htaccessの編集が必要なキャッシュ設定がサーバー管理画面から簡単に設定できる

など、公式サイトにあるように1台1千万円を超える最新サーバー導入されているだけでなくソフト面でもサーバー高速技術がどんどん導入されています。

Xアクセラレータとは

「静的ファイルの高速化(キャッシュ)」「PHPプログラムの高速化」させる機能です。WordPressに限らず、静的HTMLでも適用可能です。

Xアクセラレータにはver1,2がありますが基本的にはver2を利用すればいいです。

Xアクセラレータ Ver.1静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張
Xアクセラレータ Ver.2「Ver.1」の特徴に加えて、PHPプログラムも高速化される
エックスサーバーのWebサイト高速化、Xアクセラレータ機能

サーバーへドメインを追加する画面では、Xアクセラレータが有効になるチェック項目があります。デフォルトでONになっています。

高いサーバー稼働率、負荷にも強い安定性(リソース保証)

エックスサーバーが安定している理由

  • サーバー稼働率は99.99%
  • ミラーリングRAID10構成で障害にも強い
  • リソース保証機能

共用レンタルサーバーの最大ネックである、「他のユーザーの影響を受けてサイトが重くなる」ということがなくなる「リソース保証機能」(2021年に導入)で安定性がさらにアップです。

保証されるCPU・メモリ量仮想6コア・メモリ8GB

自分のサーバーはCPUやメモリをどのぐらい利用しているのかは、サーバーパネルの「リソースモニター」から直近3ヶ月の利用状況を確認できます。ここでは転送量も確認できます。

わかりやすいサーバー管理画面

エックスサーバーのサーバー管理画面はオリジナルのコントロールパネルです。メニューはどこに何があるかわかりやすく目的の操作をするのに使いやすい印象です。

WordPressがすぐに始められる

エックスサーバーではWordPress関連の機能も充実しています。

  • すぐにWordPressが始められる「WordPress簡単インストール」
  • 他のサーバーから簡単に移行もできる「Word Press簡単移行」
  • エックスサーバーの申し込みと同時にWordPressのインストールからドメイン取得・SSL設定まで全て完了する「WordPressクイックスタート」(2020年から)

WordPressクイックスタートができるようになって、これでConoHa WINGにも引けを取らない、WordPressの爆速スタートができるようになっています。

セキュリティ関連も機能充実している

自動バックアップ・復元

まずはバックアップが毎日自動で14日分取られていること。これはWeb領域、メールとデータベースそれぞれ14日分です。

以前はバックアップデータを欲しい場合は有料だったのですが、無料でデータを取得できるようになりました。バックアップデータはサーバー管理画面から自分のタイミングでいつでも利用できます。

サーバーパネルからバックアップ日を選択してデータを取得できます。
MySQLデータも同じようにバックアップデータを取得できます

WAF(Webアプリケーションファイヤーウォール)

アプリケーションの脆弱性を利用した攻撃からサイトを守ってくれる機能です。正直、これで全ての不正アクセスや悪意のある攻撃から守れるわけではありませんが、あるのとないのとでは違うので標準装備されていれば安心です。

WAFはサーバーパネルからドメインごと、項目ごとにON・OFFの切り替えができます。

WordPress関連のセキュリティ対策

攻撃の的になりやすいWordPress。特に多いのは海外からの攻撃なので、海外IPを制限する機能が装備されています。

  • ログイン試行回数制限
    不正アクセス対策
  • 国外IPアドレスからのアクセス制限(ダッシュボード、XML-RPC、REST API)
    不正なログインやDDoS攻撃対策
  • 大量コメント・トラックバック制限
    コメント・トラックバックスパム対策
  • 国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限

スパムや悪意のある攻撃対策に有効ですが、これによって自分が海外からアクセスする場合にアクセスできなくなってしまうこともあるので海外へいくことが多い人は設定要チェックです。

サポートがいい

エックスサーバーは、メールの他に電話、チャットでのサポートがあります。共用レンタルサーバーはサポートはメールのみというのが多かったりするので電話で問い合わせできるのは強みですね。

またメールでの問い合わせは原則24時間以内に返信をするとのこと。レスポンスが速いのはありがたいことです。

その他にも転送量無制限、マルチドメイン・メールアカウント、FTPアカウント、データベースも無制限のほか、モリサワWebフォントが標準で使えたりとサーバー運営で必要なものは全て揃う、充実の機能で、利用し続けたいレンタルサーバーの一つです。

エックスサーバーのキャンペーン情報

エックスサーバーのデメリット

初期費用がある

デメリットと言えるかわかりませんが、エックスサーバーは各料金プランで初期費用が3300円発生します。ConoHa WINGやmixhostなどは初期費用無料なので、この分の出費が発生します。

しかし初期費用無料になるキャンペーンを行なっていることがあるのでタイミングによっては初期費用無料で契約できるかもしれません。

2022年8月に全てのプランで初期費用が無料になり、さらに導入しやすくなりました。

ログイン画面が紛らわしい

エックスサーバーには、ログインする画面がいつくか用意されています。

  • Xserverアカウント(契約や支払い関連)
  • サーバーパネル(サーバーの操作)
  • ファイルマネージャー(Web領域のアクセス)
  • Webメール(メールの送受信・確認)

このログイン画面がほぼ見た目が一緒でわかりずらいんです。(リニューアルして改善はされてます・前はもっとわかりずらかった・・・)

アカウント画面に入りたいのに間違ってサーバーログイン情報を入れてしまったり。。。というのがよくあるので、もう少しわかりやすく工夫してくれると ありがたいなと感じてます。

以上、エックスサーバーの実際の利用経験をもとにエックスサーバーをお勧めするメリットとデメリットを挙げました。

レンタルサーバーを選ぶのに迷っているなら、エックスサーバーにしておけば間違いなしでしょう。

個人で契約するには月900円前後はちょっと高いと感じるかもしれませんが、ゆくゆくブログやサイトを育てて大きくいきたいと思っているならエックスサーバーを利用するのがベストです。

エックスサーバーがお勧めな人

  • レンタルサーバーが多すぎてどこがいいのかわからない人
  • 安定していて実績のある会社がいい
  • 電話サポートがあるところがいい人

エックスサーバーのよくある質問

プラン変更はできる?

上位プラン変更は月単位で可能、下位プランへの変更は利用期限月(契約期間の最後の月)のみ変更可能。

ドメインは無料?

全てのプランでドメイン無料特典があります。無料特典対象のドメインはプランによって違います。また無料特典は、新規取得・ドメイン移管でも対象になります。

またスタンダードプランは、契約期間12ヶ月以上で自動更新を有効にしている必要があります。

無料SSL以外にもSSLは使える?

無料で提供されるSSL証明書ブランドはLet's Encryptです。有料のSSL証明書も取得でき、ジオトラスト、グローバルサイン、SecureCore、CoreSSLがあります。

有料のSSL証明書は実在証明、サイトシールに対応しています。

モリサワWebフォントの利用方法は

モリサワWebフォントは通常の静的HTMLでも導入できます。WordPressでも簡単に導入できるようにプラグインも提供されています。

WordPress簡単インストールを使ってインストールしたWordPressには「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」というプラグインが自動でインストールされます。

再販は可能?

エックスサーバーは原則的に第三者への再販を禁止しています。しかし、ウェブ制作会社など直接の運営者が管理しない場合などを想定して柔軟な対応がされています。

以下の条件に収まる範囲でなら再販可能としています。(2018年1月現在)

  • 当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
  • 不特定の相手を再販先としないこと
  • 再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
  • 契約者は、再販先に対して、禁止事項など当サービスにおける利用規約を説明し、遵守させること
  • 再販先へのサービス上のサポートは、契約者自身が行うこと
  • サーバーに多大な負荷をかけないこと

詳細はエックスサーバーの利用規約を確認ください。

まとめ

低コストでスタートでき、次々と最新の機能を提供しつづけているエックスサーバー。
サーバー稼働率は99.9%以上と安定性も高く、サーバーの高負荷対策・高速処理にも力を入れています。コスパの面からもユーザーの人気が高いサーバーです。

個人でレンタルサーバーを契約する場合、月額900円という料金体系は決して安い部類には入りません。でもその価格に見合う性能と機能、安定性を持ったサーバーです。

エックスサーバーの料金プラン

※以下のエックスサーバー料金は36ヶ月契約の場合の月額費用です。サーバー契約は3ヶ月〜36ヶ月の期間を選択でき、長期契約ほど割安になります。(X10プラン12ヶ月契約の場合は月額1000円)

プランスタンダード(x10)プレミアム(x20)ビジネス(x30)
初期費用無料無料無料
月額費用¥990¥1980¥3960
ディスク容量300GB400GB500GB
マルチドメイン無制限無制限無制限
データベースMySQL 無制限MySQL 無制限MySQL 無制限
その他
お試し10日間
無料独自SSL
SSH利用可
FTP制限可(.ftpaccess)

お試し10日間
無料独自SSL
SSH利用可
FTP制限可(.ftpaccess)

お試し10日間
無料独自SSL
SSH利用可
FTP制限可(.ftpaccess)

ビジネス向けに特化した「エックスサーバービジネス」もあります

※法人向けレンタルサーバーという位置付けで「エックスサーバービジネス」があります。法人向けということでビジネス向け、セキュリティに配慮された機能が提供されています。

  • co.jpドメインが無料
  • 設定代行サービスが無料(サイト移転も1回無料)
  • ホームページ制作が無料
  • SLA保証

-レンタルサーバー
-