さくらインターネットは日本でまだインターネットが普及しはじめる黎明期からホスティングサービスを提供している老舗でかつ日本最大級のレンタルサーバー会社で東証プライム上場企業です。
国内最大級のバックボーン回線と耐震性、耐災害に優れたデータセンターを有しているため個人だけでなく官公庁、企業でも広く使われている信頼あるレンタルサーバーです。
さくらインターネットは日本のネット黎明期からホスティングサービスを運営している信頼感抜群のレンタルサーバー。2022年には最新機材を導入して高速化を実現、初期費用を無料化、転送量の無制限化、ディスク容量増量など嬉しいサービス拡充をしています。
さくらのレンタルサーバ 料金プラン
プラン | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | マネージド |
---|---|---|---|---|---|---|
月額費用 36ヶ月 | 128円 | 425円 | 900円 | 2122円 | 3819円 | 11880円〜 |
ディスク容量 | 100GB | 300GB | 400GB | 600GB | 900GB | HDD700GB SSD360GB |
マルチドメイン | 20 | 200 | 300 | 400 | 500 | 無制限 |
データベース |
| MySQL50 SQLite | MySQL100 SQLite | MySQL200 SQLite | MySQL400 SQLite | MySQL無制限 SQLite |
DB容量 MySQL5.7 | 3GB | 4.5GB | 8GB | 12GB | ーー | |
コンテンツブースト | ||||||
お試し期間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | |
その他 | DB不可 無料SSL WAF | バックアップ&ステージング 無料SSL WAF | バックアップ&ステージング 無料SSL WAF | バックアップ&ステージング 無料SSL WAF | バックアップ&ステージング 無料SSL WAF | バックアップ&ステージング 無料SSL WAF |
さくらのレンタルサーバの使用感想
スタンダードプラン、プレミアムプランを使用経験があります。
以前は古い昔ながらのコントロールパネルという感じでしたが少し前に刷新されて今時のデザインになりました。
ドメインの設定方法や独自SSLの設定などは直感的に操作できる・・・とは言いづらいけれどもヘルプやマニュアルを確認しながらなら操作可能です。
個人的にはWordPressの検証用にステージング環境が手軽に作れるのが最大のメリットと感じます。リリースも簡単なので手間が掛からずいいです。
マルチドメインを設定してもドメインごとにメールアカウントが作れないのが残念(ドメインごとのメールアカウントができるのはビジネスプラン以上)
またプレミアムプラン以上ならコンテンツブーストCDN導入も魅力です。
さくらのレンタルサーバはこんな人におすすめ
- WordPressのアップデート前に検証チェックを手間をかけずにやりたい人
- 簡単にCDNを導入したい人

法人利用ならスタンダードプラン以上で
さくらのレンタルーサーバーでは年1571円ほどで利用できるライトプランが最安ですが、MySQLが利用できません。
WordPressを利用したい場合はスタンダードプラン以上です。
WordPress以外でも、バックアップやWebフォント、SSH、Cronなど利用できる機能が増えるので実質的に使えるのはスタンダードプラン以上です。
実際スタンダードプランを利用している中小企業さんは多いです。
できればコンテンツブーストが使えるプレミアムプランがWordPress運営上おすすめです。
さくらのレンタルサーバの特徴
メリット
- 老舗レンタルサーバーで東証一部上場企業、自社データセンターという抜群の信頼性
- 2022年にサーバー刷新、高速化
- 全プランで初期費用が無料
- 電話・メールサポートは全プラン対応
- WAFが全プラン対応
- CDNが簡単に導入可能(プレミアムプランから)
- ステージング環境が簡単に導入可能(スタンダードプランから)
- 無料SSL(Let's Encrypt)は全プランで可能
- SSLサーバー証明書の持ち込みも可能
デメリット
- MySQL、WordPressが使えるのはスタンダードプランから
- 途中でプラン変更ができない
- 設定が分かりづらい部分がある
- ドメインごとに同じメールアドレスを設定できない(ビジネスプラン以上で可能)
さくらでクイックインストールを提供しているCMS
- WordPress
- EC-CUBE
- concrete5
PHPモジュールモード、コンテンツブーストで高速化
PHPモジュールモードの導入に加え、プレミアムプラン以上ではコンテンツブースト(CDN)が標準提供。
難しい設定なしで動的コンテンツをキャッシュし、ウェブアクセラレータで大量アクセス時もウェブサイトを安定表示。
CDN(Content Delivery Network)は、サーバーのデータを複数のCDNサーバーへキャッシュし、データの配信を行います。
大量のデータ配信にも耐えられるハイスペックなサーバーで提供されるのでウェブサイトの高速化表示、安定表示が期待できます。
通常、CDNを導入するとなるとオリジンサーバーの設定、CDNホストの設定、DNSの設定など専門的な知識と手間がかかります。さくらのコンテンツブーストなら設定画面でドメインを追加するだけで簡単にCDN導入が可能です。
一時的にリソース不足を緩和するリソースブーストもあり
上記のコンテンツブーストに加えて、同時アクセス数のリソース制限値を一定期間、緩和する機能もあります。急なアクセス増加によるHTTPエラーの回避に役立ちます。
リソースの使用状況はコントロールパネルから確認可能で、リソースブーストの導入もコントロールパネルからワンクリックで可能です。
リソース使用状況の確認

コンテンツブースト導入画面

簡単にバックアップ、ステージング環境が作れるSnapshot
- ウェブサイトを丸ごとスナップショットできる(バックアップ)
- スナップショットは8個まで、1個あたりの容量は30GBの大容量(マネージドプランは60GB)
- テスト環境を作って、WordPressのアップデート検証などができる
- テストしたコンテンツをそのままリリース可能

ステージング環境構築はこちらも参考になります
オンラインストレージとしても利用できる
サーバーの空き容量をストレージとして利用できる「さくらぽけっと」。
写真や動画をアップロードしてオンラインで管理できます。ウェブとは別の非公開領域なので安心。スマホからも専用アプリで利用可能なので、スマホで撮った写真や動画を簡単にアップロードできます。
写真・動画以外にもWordやExcelファイルも対応しているのでビジネス利用にも適しています。