エックスサーバーのドメイン永久無料特典でドメイン取得・移管する方法

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エックスサーバーを利用するなら独自ドメインもエックスサーバーで一緒に管理した方が楽ですよね。

独自ドメインを取得するには、お名前.com ムームードメイン などがありますが、エックスサーバーにも独自ドメインが取得できる「Xserverドメイン 」があります。

関連記事エックスサーバーならドメイン料金が取得も移管も最安。Xserver Domain

どれも格安でドメインが取得できるサービスですが、「エックスサーバーを使うことを決めている」「既にエックスサーバーを使っている」という場合には、ドメイン永久無料特典」を利用するのが一番オトクです。

この記事ではエックスサーバーのドメイン永久無料特典とは?ドメイン永久無料特典のメリット・デメリット、ドメイン無料になる方法を解説しています。

筆者はエックスサーバー利用歴10年以上で独自ドメイン無料特典も利用中です。エックスサーバーの機能や特徴は下記ページでまとめています。

エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典とは

エックスサーバーではかなり以前から「サーバー契約をすると独自ドメインが1個無料でプレゼント」というキャンペーンがよく行われていました。

2022年以降は「いつでも」「全プラン」で 独自ドメイン永久無料 という特典がついています。

さらに2023年6月からドメイン永久無料特典のドメインは2個に増えました。

独自ドメインが永久無料になる条件をまとめます。

ドメイン永久無料特典のメリット・デメリット

メリット

  • ドメインの維持費用がかからない
  • 取得済みドメインや他社からの移管も対象になる(対象外のドメインもあり※)
  • .com、.net、.orgなど、人気の高いドメインが選択可能
  • 新規契約時に同時申請できるため手間がかからなく設定不要で使うことができる

デメリット

  • 特典を受けるには契約期間などの条件がある
  • 他社へ移管する場合、手数料が発生する
  • .jpや.co.jpなどは対象外になる場合がある

※例外あり:.clickはドメイン移管には非対応。.blog / .online / .siteも新規取得のみ対応

既に持っているドメインも無料になるのは嬉しい特典です

独自ドメイン永久無料特典の条件

エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典の条件は、スタンダードプランのみ特典適用に条件があるので注意が必要です。以下の条件で契約すると、独自ドメインが永久無料になります。

ドメイン永久無料特典の条件エックスサーバー
スタンダードプラン
エックスサーバー
プレミアム・ビジネスプラン
XXserverビジネス
新規契約する時契約期間12ヶ月以上ドメイン1個無料
契約期間24ヶ月以上ドメイン2個無料

契約の自動更新を有効にする
契約期間・自動更新の有無は関係なし
ドメイン2個無料
すべてのプランで
ドメイン2個無料
契約期間縛りなし
既に契約済みの場合契約期間24ヶ月以上 → ドメイン2個無料

契約の自動更新を有効にする
契約期間・自動更新の有無は関係なし
ドメイン2個無料
すべてのプランで
ドメイン2個無料
契約期間縛りなし

お試し期間中はドメイン無料特典は利用できません。

永久無料になるドメインの種類

永久無料特典のドメイン種類はサーバープランによって違います。また2個目に取得できる無料ドメインには制限があります。

エックスサーバー

スタンダードプラン

.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site

プレミアムプラン

.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp

ビジネスプラン

.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp / .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp

Xserverビジネス

すべてのプラン
.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp / .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp

無料対象のドメイン種類(エックスサーバー・Xserverビジネス共通)

1個のみ取得できるドメイン
.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .jp / .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp

2個まで取得できるドメイン
.blog / .online / .site

※.blog / .online / .siteの3つは、新規取得の場合のみ無料対象になるけれど、他社からの移管や既に取得済みの場合は無料対象にはなりません。
※.clickは他社からの移管で無料にはなりません。

エックスサーバー新規契約時にドメイン永久無料にする方法

エックスサーバーで新規申し込みをする際、WordPressクイックスタートで申し込みするとドメイン永久無料特典を適用することができます。

例えば

  • スタンダードプラン
  • WordPressクイックスタートを利用
  • 契約期間12ヶ月

で申し込みすると、ドメイン1個無料特典が付きます。(ただし10日間無料お試しはなし)

Xserver新規申し込み画面・WordPressクイックスタート利用

WordPressクイックスタートとは

サーバー契約と同時に、ドメイン取得・ドメイン設定・SSL設定・WordPressインストールを全部まとめて一緒にできる機能です。すぐにWordPressが使えるようになります。

WordPressクイックスタートで申し込むと自動更新設定が有効状態になります。

WordPressクイックスタートを使って申し込みすると初期コストを抑えて、WordPressブログを始めることができます。

エックスサーバー契約後にドメイン永久無料特典を利用する方法

既にスタンダードプランを利用していてドメイン永久無料特典を獲得するには

  • 契約期間を24ヶ月に変更、自動更新を有効化するとドメイン2個無料になります。
  • 既に契約期間24ヶ月以上の場合は、自動更新を有効化するとドメイン2個無料となります。

エックスサーバーを契約後に独自ドメイン永久無料特典を利用する場合は、Xserverアカウントから申し込みます。

Xserverビジネスでも操作は同じ

本記事ではエックスサーバーでの操作方法を記載していますが、Xserverビジネスでも管理画面はほぼ同じなので同じ要領でドメイン無料特典を利用できます。

「各種特典の申し込み」を選択し、独自ドメイン永久無料特典の「この特典を使用する」を選択します。

※ここで何も表示されていない場合は、永久無料の対象外ということになります。

独自ドメイン無料特典の申請画面には「新規取得」「移管申請」「取得済みのドメインを永久無料に切り替える」の3つの選択肢があります。

  • 新規取得
    ドメインを新たに取得する
  • 移管申請
    他社で管理しているドメインをエックスサーバーに移管する
  • 取得済みのドメインを永久無料に切り替える(エックスサーバーでドメインを取得していない場合は表示されない)
    既にエックスサーバーで取得済みのドメインを無料にする

ドメインを新規取得する場合

1)ドメイン名を検索して、取得可能かどうかが表示されます。

2)取得可能なドメインを選択して、「選択したドメインの取得申請をする」をします。

他社で取得済みドメインをエックスサーバーへ移管する場合

他社で取得したドメインをエックスサーバーへ管理を移管することでドメイン更新費用が無料になります。

  1. 「移管申請」を選択して、ドメインを入力し「検索する」をクリックします。

2.検索結果にドメインの一覧が表示されます。

ドメイン移管なのに取得できるドメイン一覧が表示されるのは何か変な感じもしますが。。。

3.移管したいドメインを選択して「選択したドメインの取得申請をする」をします。

独自ドメイン永久無料特典の取得完了します。

4.次に移管に必要な手続き(移管申請)をします

移管申請では、認証鍵(オースコード:Authcode)が必要です。

認証鍵(オースコード)は、現在のドメイン管理会社に確認しましょう。お名前.comやムームードメインでは自分で確認できます。

ドメイン移管はここをチェック

他社からエックスサーバーへドメインを移管する時には、レジストラロック(移管ロック)の解除やWhois情報代行設定などを解除しておかないと、移管に失敗してしまいますので、設定内容を確認しておきましょう。

あわせて読みたい
参考記事

取得済みのドメインを無料特典に切り替える

既にエックスサーバーで取得したドメインを無料に切り替えるには、「取得済みのドメインを永久無料に切り替える」を選択すると、対象のドメインがプルダウンで選択可能になります。

出典:エックサーバー

独自ドメイン永久無料特典のよくある質問FAQ

永久無料特典のドメインを他社に移管できる?

移管は可能です。以下のような手順と費用がかかります。
サーバーサポートへ特典の解除を申請。
解除手数料としてドメインの1年分の更新料金が必要。
特典解除後にドメインの解約申請を行い、移管先から移管申請をします。

永久無料特典が表示されない

スタンダードプランなら、契約期間が24ヶ月/36ヶ月であるか確認。
サーバー契約の自動更新が有効になっているかを確認。
お試し期間中はドメイン無料特典は使えません。

永久無料特典のドメインは変更できる?

Xserverアカウントから対象ドメインを変更することができます。
対象ドメインの契約情報で「独自ドメイン永久無料特典」欄の「変更する」ボタンから手続きできます。
公式マニュアル 独自ドメイン永久無料特典の対象ドメインの変更手順

エックスサーバーでドメインを新規取得する(無料特典以外)

残念ながらドメイン無料特典が適用されない場合でも、エックスサーバーのドメイン取得費用は最安レベルです。

関連記事エックスサーバーならドメイン料金が取得も移管も最安。Xserver Domain

エックスサーバー(エックスドメイン)ドメイン取得・更新費用

ドメイン取得更新移管
.com1円1,428円1円
.net1円1,670円1円
.co.jp4,136円4,136円4,136円
ローマ字.jp350円3102円1円
日本語.jp1円1,298円1,298円
.info308円1,791円1円
.org1円3,364円3,364円
.site99円4,268円4,268円
.xyz1円1,628円1,628円
Xserverドメインの主要ドメインの価格表。(2024年5月時点・税込)
上記以外のドメインも取り扱っています。ドメイン価格一覧はこちらから > Xserverドメイン

※.co.jpドメインは日本で法人登記されているか登記予定の会社しか取得できません。

新たにドメインを取得する場合もエックスサーバーのXserverアカウント(旧インフォパネル)から取得できます。ドメインの移管申請もここから可能です。

左メニューのサービスお申し込みをクリック

エックスサーバーのドメイン無料特典が利用できない場合でも、ドメインの更新費用はエックスサーバーが最安レベルなので、ドメイン移管するのがおすすめです。

参考記事失敗しないエックスサーバードメインに他社から移管する方法

参考記事

エックスサーバーのネームサーバーの設定

独自ドメインをエックスサーバーで利用するためにはドメインのネームサーバー設定でエックスサーバーのネームサーバー情報を登録しなくてはなりません。

エックスサーバーで取得したドメインはデフォルトでエックスサーバーのネームサーバーが登録済みです

ネームサーバーとは?

ドメインとIPアドレスを名前解決(紐付け)するためのものです。

IPアドレスはコンピューターにとってわかりやすいですが、人間にとっては覚えづらいためドメインを用いています。

ドメインに利用するレンタルサーバーのネームサーバーを設定することにより、ブラウザでドメインを打ち込むと、サーバーのDNSサーバーがそのドメインに対応するIPアドレスを提供します。

お名前.comやバリュードメインなど他社でドメインを取得したドメインをエックスサーバーで利用したい場合、エックスサーバーのネームサーバーを設定する必要があります。

しかしエックスサーバーでドメインを取得した場合はあらかじめ設定済みになっています。

エックスサーバーで取得したドメインのネームサーバー設定を確認するにはインフォパネルから可能です。

インフォパネルの契約一覧の中に取得したドメインが表示されます。ドメインの設定関連は「ドメインパネル」ボタンをクリックします。

ドメインの期限やWhois登録情報が表示され、その下に「ネームサーバー情報」が表示されます。

エックスサーバーを利用するならネームサーバーは、

ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp

になります。大文字小文字どちらでも問題ありません。

キャンペーンドメインで取得したドメインは上記通りエックスサーバーのDNSになっていました。

仮にネームサーバー情報を変更したい場合は右側にある「設定変更」ボタンから変更します。

お名前.comのドメインをエックスサーバーで使いたい場合はお名前.comでネームサーバーを設定します。

以上、エックスサーバーの独自ドメイン無料特典を利用する方法とドメイン取得についてを解説しました。

サーバー契約するとドメインが永久無料になる特典があるレンタルサーバーを比較しています。

この記事を書いた人

sorami

Webエンジニアをやりつつ、デザインにも携わる株式会社コムワークの中の人。WordPress、Adobeアプリ、カワウソ好き。
2015年から当ブログ運営|2008年からGmail使用中|WordPress制作10年以上|15社以上のレンタルサーバー利用経験|100件以上のドメイン取得運用|サイト・ドメイン移転多数 » 
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