Adobe CC無料プランでできることとコンプリートプランとの比較

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Adobe Creative Cloudの無料プランではどんなことができるのか、有料のコンプリートプランとの違いについて比較しながら解説します。

一昔前、プロ御用達のデザイン定番ソフトのIllustratorやPhotoshopなど1つ数万円という価格しでした。なので「Adobeのソフトは高い」というイメージがあると思います。

現在は買い切りソフトではなく「Adobe Creative Cloud」(通称Adobe CC)というサブスク型の料金体系になっています。

このAdobe CCには有料プランだけでなく、無料メンバーシップも存在し、「無料」で利用できるサービスがいくつもあるんです。

ちょっとアイキャッチ画像を作成したい、YouTubeのサムネを作りたいと言ったときには、わざわざPhotoshopやIllustratorを使わなくても無料で使えるアプリだけでも簡単に作成できちゃいます。

  • Adobe CCのコンプリートプランを購入するかどうか迷っている人
  • 無料のままAdobeアプリを使いたい人

AdobeIDを取得するだけで使えるアプリ、サービスをまとめましたので参考にしてください。

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Adobe Creative Cloud無料メンバーシップで利用できるサービス

  1. 2GBのクラウドストレージ
  2. 無料のAdobe Fonts
  3. Photoshop Express
  4. Adobe Bridgeでアセットの管理
  5. Adobe Acrobatオンラインサービス(PDFの作成・編集)
  6. Adobe PortfolioでWebサイト作成
  7. Behanceで作品の公開と検索
  8. Adobe Stockの無料素材ダウンロード&コンテンツの販売
  9. 無料のAdobeモバイルアプリ
  10. Adobe Expressの無料プラン
  11. Adobe Frescoの無料スタータープラン
  12. Adobe XDの無料スタータープラン
  13. Adobe Character Animatorの無料スターターモード
  14. Premiere Rushの無料スタータープラン
  15. Adobe AeroのiOSスマホ、タブレットで無料アクセス

無料メンバーシップでも上記のようなサービスが利用できます。

1. 2GBのクラウドストレージ

無料メンバーシップでは2GBのクラウドストレージがついています。

Creative Cloud デスクトップアプリをインストールしておけば、複数PCでのファイル同期が可能です。(Dropboxなどと同じように使えます)

しかし動画ファイルや画像、イラストなどは容量が大きくなりがちなので、2GBだと心許ないですね。

2. 無料のAdobe Fonts

商用利用、Webフォントも利用可能なAdobe Fontsは、無料プランでは6000のフォントが利用できます。

Adobe無料メンバーシップ
(AdobeIDを無料取得)

6,000種類のフォントを利用可能

Adobe CCサブスクリプション
(単体プランでもOK)

20,000種類以上のフォントを利用可能

有料プランならば使えるフォントは圧倒的に多いのですが、無料プランのままでも日本語フォントなども使うことができます。

▼Adobe Fontsについてこちらの記事でまとめています

3. Photoshop Express

Photoshop Expressは元はモバイルアプリとして提供されていて、現在デスクトップ版もリリースされています。

Photoshopのように高度な編集作業はできませんが、PhotoshopExpressを使うと以下のような作業が簡単にできます。

  • 写真のフィルター効果
  • トリミング
  • レタッチ
  • スポット修復(しみの除去)
  • 赤目補正
  • 写真コラージュ

Photoshop web版(ベータ版)もある

ブラウザ上でPhotoshopが操作できるPhotoshop web版がリリースされています。現在まだベータ版でEdge,Chromeでのみ動く状態。

ベータ版と言っても、ブラシや塗りつぶし、選択、補正、調整ツールなど基本的な機能は搭載されています。

レイヤーマスクやレイヤー効果も使えます。

クラウド上のファイルを共有したり、簡易的な編集をすることができます。編集したファイルはクラウド上のPhotoshop形式(.psdc)で保存されます。

Photoshopがインストールされていない環境でもブラウザを開けば、作業ができるというのはちょっと修正したいとか手直ししたいと言うときに便利そうです。

4. Adobe Bridgeでアセットの管理

Adobe Bridgeはクリエイティブアセットを管理できるツールです。Bridgeを使えば、複数の画像や動画ファイルを簡単にプレビューできて整理できます。

5. Adobe Acrobatオンラインサービス(PDFの作成・編集)

Adobe Acrobatのオンラインサービスではファイルへの入力、署名、共有、注釈の追加が可能です。

6. Adobe PortfolioでWebサイト作成

Adobe Portfolioは、あらかじめ用意されているテーマを使って簡単にポートフォリオやランディングページが作成できるサービスです。(最大5サイトまで作成可能)

テンプレートを選んだら、写真をアップして必要なテキストを入力するだけでウェブサイトが完成します。もちろんレスポンシブでスマホ・PC対応です。

サイトURLは 「XXX.myportfolio.com」。サブドメイン部分は自分で設定することができます。

Googleアナリティクスのタグやメタディスクリプションを設定できたり、パスワード保護するページを作れたりと機能が豊富です。

7. Behanceで作品の公開と検索

Behance(べハンス)はAdobe版SNSサービスです。世界中のデザイナー、クリエイターが作品をアップしていて、作品から刺激を受けたり、コミュニケーションをとったりすることができます。

Adobe IDがあれば自分の作品を公開することができます。

8. Adobe Stockの無料素材ダウンロード&コンテンツの販売

Adobe Stockは作品点数2億点以上のロイヤリティフリーのストックフォトサービス。基本的にはサブスクリプションかプリペイド購入の有料プランになりますが、Adobe IDがあれば有料素材10点は無料ダウンロードできます。

さらに無料素材(写真やベクター素材、ビデオ)も非常に多く提供されているので、大いに活用できます。

また写真・イラスト・動画などコンテンツの販売も無料で出品ができます。出品したコンテンツが購入されると33%のロイヤリティを受け取ることができます。

9. 無料のAdobeモバイルアプリ

無料で提供されているAdobeのモバイルアプリを利用可能です。

10. Adobe Expressの無料プラン

Adobe ExpressはCanvaのように画像や動画を簡単に作成できるアプリです。

数千種類のテンプレートやデザインパーツが用意されているのでSNSの投稿やアイキャッチ、フライヤーも作成できます。

背景の削除やエフェクトがボタン一発でできるので、プロ並みの作品作りも可能です。

無料プランだと利用できるアセットの種類に制限があります。

11. Adobe Frescoの無料スタータープラン

1000種類以上のカスタムブラシで、水彩、油彩でペイントができる描画アプリ。ベクターブラシで印刷でも可能な線を描くことができます。

デスクトップ・モバイルあり

12. Adobe XDの無料スタータープラン

Webサイト、モバイルアプリをデザインするプロトタイプ作成アプリ。ワイヤーフレーム作成からUI/UXデザインまで複数デバイスに対応したデザインが作成可能です。

無料のスタータープランと有料フルバージョンでは以下のように機能に制限があります。

スタータープランXD単体プランコンプリートプラン
料金(税込)無料1,298円/月6,480 円/月
アクティブな共有リンク 1つ無制限無制限
ドキュメントに招待最大2人の共同編集者とのアクティブな共有ドキュメント1つ無制限無制限
デザインのPDFエクスポート最大2回無制限無制限
プロトタイプの
ビデオ録画のエクスポート
(macOSのみ)
最大2回無制限無制限
ドキュメント履歴10日間30日間60日間
Adobe フォントアクセスベーシックライブラリ全フォントライブラリ全フォントライブラリ
クラウドストレージ2 GB100GB100GB
リンクライブラリの発行×

AdobeXDの無料ダウンロードができなくなってる?

2022年9月現在、Creative Cloud アプリ上でもAdobeサイト上でも無料スタータープランの表示がなくなっています。

公式ページの「無料で始める」ボタンをクリックしても・・・

有料プランの申し込みページになります。

無料ダウンロードはできないのか?と思いきや、ページは存在していました。
Adobe XDスタータープラン

でも通常ページからリンクがされていないとすると近い将来無料スタータープランはなくなってしまう可能性がありますね。

13. Adobe Character Animatorの無料スターターモード

自分の顔の表情や動き、声をアニメーショにできるアプリ。Adobe Senseiがリアルタイムで顔と体をトラッキングしてキャラクターに動きを与えてくれます。

14. Premiere Rushの無料スタータープラン

Premiere Proの簡易版のような簡単にビデオ編集ができるアプリ。スマホで撮影した動画をそのまま編集、またはデスクトップで編集ができます。ドラッグ&ドロップなど直感的な操作が可能。

Premiere Rushは動画編集でよく使う機能を限定して搭載されていて、一般的な動画編集なら十分通用するレベル。ただし動画はクラウドに保存されるのでスタータープランのストレージ容量だと辛いかも。

スタータープランExpressプランコンプリートプラン
料金(税込)無料1,078 円/月6,480 円/月
書き出し回数無制限無制限無制限
クラウドストレージ2GB100GB100GB

Premiere RushはAdobe Expressを契約すると、一緒に利用できるようになります。

スタータープランでは以前は書き出し回数が3回までと制限があったのですが、現在は無制限になっています。

Premiere Rushより高度な動画編集が可能なPremiere Proプランを利用していれば、Premiere Rushも利用可能です。

15. Adobe AeroのiOSスマホ、タブレットで無料アクセス

AR仮想現実実体験できるアプリ。現実空間に3Dモデルを簡単に配置してARコンテンツを制作できます。

立体的なシミュレーションが可能になるので、平面図だけではわからないイメージを伝えることが可能になります。

Adobe CCアプリを使うための推奨スペック

Adobeからはあらゆるクリエイティブな場面で利用できるアプリがリリースされていて目移りしてしまうばかりですが、高度な作業を行うには相応のスペックがあるPCが必要になってきます。

Creative Cloud デスクトップアプリの推奨環境

Adobe CCを利用するときに基本となるCreative Cloudデスクトップアプリを実行するための推奨環境です。

WindowsMac
CPUIntel,AMDまたはARM(64bit必須)Intel(64bit)
M1 Apple Silicon
OSWindows10(64bit)バージョン 1903以降最小macOS Sierra(10.12)
推奨macOS Mojave(10.14)以降
RAM最小2GB、推奨4GB以上最小4GB、推奨16GB以上
ハードディスク4GB以上の空き容量4GB以上の空き容量
インターネット接続必須必須

ネット環境はAdobe CCのライセンス認証をする上で必須になります。(常に接続していなくてもOK)

まとめ

以上がAdobe CCの無料メンバーシップで利用できるサービスでした。

無料会員のままでも幅広いアプリやサービスを利用することができるので、無料プランで試してみてもっと使えそうと思ったら、有料プランにアップグレードする、というのがいいですね。

これらAdobeのすべてのアプリを利用できるのがAdobe CCコンプリートプランです。

Adobe CCコンプリートプランは公式サイトから申し込むと月額6,480円、年額だと72,336円と結構な額になります。

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