IllustratorやPhotoshopでフォントを追加したいときにアクティベートができない、アクティベートしたのにフォント一覧に反映されない、フォントが同期されないなど、Adobe Fontsのよくあるトラブルの対処法をまとめました。
アクティベートしたのに反映されない
「アクティベートしたのにフォントが反映されない」「以前アクティベートしたフォントが突然表示されなくなった」など。
解決法1: アプリケーションを再起動する
AcrobatやMS Officeなどはフォントをアクティベートしても自動で反映されないようです。一度アプリを再起動してみると、フォントが追加されています。
解決法2: フォント名が違う名前で登録されている
アプリケーションで表示されるフォント名が違う場合があります。
例)
FF Market → Market Pro
JAF Facit → Facit

解決法3: 「Creative Cloudデスクトップ」でログインし直す
Adobe Fontsは、利用しているパソコンの「Creative Cloudデスクトップ」アプリを介してアクティベートされているため、Creative Cloudデスクトップがインストールされていない場合はインストールする必要があります。
Creative_Cloud_Installerをダウンロード
Creative Cloudデスクトップアプリが既にインストールされている場合は、一時的な認証トラブルによる場合は多いため、一度ログアウトしてからログインし直すと解決する場合が多いです。
Creative Cloudデスクトップからログアウトします。

続行をクリックします。

一旦ログアウトされて、ログイン画面が再度出現するのでログインします。

解決方4: Creative Cloud デスクトップでAdobe Fontsを有効にする
Creative Cloud デスクトップの環境設定でAdobe Fontsが有効になっていないと、フォントがアクティベートされません。
有効になっているか確認しましょう。
CCDを開き、右上のアイコンから環境設定を開きます。

「サービス」の中にAdobe Fontsがあるので有効になっているか確認します。無効になっていたら、トグルをスライドして有効化しましょう。

Adobe Fontsのフォントのダウンロード場所
参考までに、Adobe Fontsのアクティベートしたフォントがどこに保存されているの気になったので調べてみました。
Macの場合:
/Users/ユーザー/Library/Application\ Support/Adobe/CoreSync/plugins/livetype
Windowsの場合
%AppData%\Roaming\Adobe\CoreSync¥plugins\livetype
livetype内に不可視フォルダになっていてさらに細かくフォルダ分けされています。

まとめ
Adobe Fontsのアクティベートや同期トラブルはCCDによるものがほとんどです。
・まずはCCDが起動しているか確認する。
・利用アプリを再起動する。
・CCDでログアウト->ログインしてみる。
という具合で試してみると良いでしょう。