有名ブランド・メーカーロゴにも採用されている人気フォント「Futura」(フーツラ)。
フォントウェイトの種類が多く、大文字・小文字でもそれぞれ魅力があって私も大好きなフォントです。
Macを使っていれば標準でインストールされているので使ったことがあるというデザイナーも多いのではないでしょうか。
このFuturaをWindowやWebサイトで使う方法を説明します。
WindowsでFuturaを使うには
前述の通り、Macでは標準インストールされているFuturaですがWindowsにはインストールされていません。
WindowsでFuturaを利用するには以下の方法が考えられます。
- フォントを購入するか有料サブスクリプション(Adobe Fontsなど)を利用する
- 類似フォントを利用する
フォントを購入または有料サブスクリプション(Adobe Fontsなど)を利用する
Futuraは有料フォントのためフォントメーカーMonotypeなどから購入することができます。
MonotypeからはFutura NOWというフォントが購入できます。
Futura Nowは、Paul Rennerによる幾何学的サンセリフ書体の名作、Futuraをオリジナルに忠実に改刻し、現代のデザインニーズに合わせてファミリーを大幅に拡張した、まさにFuturaの決定版といえるものです。
https://www.monotype.com/jp/resources/font-stories/futura-now
Futuraは元々、1923年にドイツのPaul Rennerがデザインしたフォントですが、フォントメーカーがデジタル化して各社から発表されているようです。
そのためFutura○○と後ろにつくフォントがいくつかありますね。(Futura Now, Futura PT, Futura ND...)

myfonts.comで販売されているFutura NOWの場合、1書体で2264円、36書体パックだと8万円以上になっています。(2022年11月時点)
Adobe CCのサブスクリプションを利用していればAdobe FontsでFutura PTが使える
Adobe Fontsにも「Futura PT」というフォントがあります(アメリカのParatype社製)。

Adobe CCのサブスクリプションを利用している場合はAdobe Fontsも追加費用なしで利用できるのでAdobe Fontsを利用するのも手です。
使い方はフォントをアクティベートするだけで利用できます。
Adobe Fontsの詳しい使い方については以下の記事が参考になります。
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無料で済ませたい場合はFuturaに似たフォントを代用する
有料ではなく無料でなんとかしたい場合はFuturaの類似フォントを探します。
Didact Gothic(Google Fonts)
以前記事にしていますが、Google FontsでFutura似のフォントは「Didact Gothic」というフォントです。
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Didact Gothicをローカルにダウンロードして利用することができます。

Century Gothic
Century Gothicは昔からあるWindowsで標準インストールされているフォントです。こちらも丸みがあって可愛いフォントで、Futuraにもよく似ています。
ウェイトはRegularとBoldとそれぞれのイタリック体が用意されています。

Futuraと似ているフォントの比較
Futuraと今回紹介しているフォントを並べてみました。(Illustrator)

上からMac標準でインストールされているFutura、Adobe FontsのFutura PT、Windowsで標準インストールされているCentury Gothic、Google FontsのDidact Gothicです。
どれも28ptにしていますが、並べて見るとずいぶん違うものですね。
FuturaをWebで使いたい
Futuraをウェブサイトで利用したい場合は、画像としてアップするか、Webフォントを使う方法があります。
FuturaをWebフォントとして使うならやはりAdobe Fontsです。
Adobe Fontsならページビュー、ドメインの制限なしでAdobe Fonts内のフォントは全てWebフォントとして利用できます。便利です。
使い方はWebプロジェクトを作成して利用したいフォントを選択すれば、サイトへ埋め込むタグが発行されます。

Adobe FontsのWebフォントの使い方はこちらで説明しています
まとめ
人気フォントのFuturaをWindowsとWebサイトで利用する方法について紹介しました。
Futura似のフリーフォントもありますが、細部にこだわるならやはり有料フォントの購入を検討するべきです。
でもAdobe CCユーザーならAdobe Fontsを使うことができます。
Adobe FontsならFuturaだけでなく20000種類以上のフォントを利用することができます。
もちろん日本語フォントにも対応しており、モリサワやフォントワークス、砧書体などのフォントが利用できるのでおすすめです。
詳しくはから
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