Helvetica,Futura,DINなど有名フォントの代わりになる?おすすめGoogleフォント

この記事にはプロモーションが含まれています

目次

本記事では、HelveticaやFutura、DINなど有名フォントの代用になりそうなおすすめGoogleフォントを紹介します。

有名なフォントをWebサイトで利用したい場合、ライセンスやコストの問題から、代替フォントを検討されることが多いと思います。

そこで、HelveticaやFutura、DINなどの有名フォントの代用として、Googleフォントの中から似たデザインのフォントをいくつかピックアップしてみました。Googleフォントなら、無料で自由に使うことができます。

似たデザインのGoogleフォントを利用することで、ある程度有名フォントに近い雰囲気をWebサイトに落とし込むことができるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

Webデザインに最適な、定番&おしゃれな英語フォントを探したい場合は、Webデザインに最適!おしゃれな英語Googleフォントおすすめ21選をご覧ください。

GoogleフォントをIllustratorやPhotoshopで使いたい場合は、別記事: Illustrator、PhotoshopでGoogleフォントを使う方法で解説しています。

ちなみにAdobe Fontsでは、無料でも6000種類以上、有料サブスクユーザーなら2万種類以上のフォントが自由に使えます。下記記事も参考にどうぞ。

Helvetica, Helvetica Neueの代わりになるフォント

まず最初はHelvetica(ヘルベチカ), Helvetica Neue(ヘルベチカノイエ)です。欧文フォントの定番と言ってもいいでしょう。「Helvetica」という映画が作られるほど知名度が高いです。

Helvetica NeueはHelveticaの改良版で、Helveticaと比べて丸みがあり文字間隔も広くなって読みやすさが向上しています。YosemiteからのMac OS やiOSの英字フォントとして採用されているので親しみやすいのではないでしょうか。

Helvetica
Helvetica Neue

本家Helvetica NeueをWebフォントで使いたい場合、
FONT PLUS (月額1080円〜)、fonts.com (月額9.99ドル〜)など有料で利用することになります。
>> Adobe Fontsで、Helvetica, Helvetica Neueが使えるようになりました!

[]

,

Helvetica, Helvetica Neueの代わりになりそうなGoogleフォント4つ、挙げます。

  1. IBM Plex Sans
  2. Open Sans
  3. Arimo
  4. Inter

Helvetica似「IBM Plex Sans」

Helvetica
IBM Plex Sans

Google Fonts: IBM Plex Sans

企業であるIBMが、コーポレートフォントとしてHelveticaを50年以上利用していたのですがそのライセンス料に年間100万ドル以上かかっていたため、Helveticaに変わるフォントを開発したそうです。

IBM Plexフォントファミリーには、IBM Plex Serif(セリフ体)、IBM Plex Mono(等幅)、IBM Plex Sans Condensed(コンデンス体)のほか、ラテン文字以外もサポートしていて日本語バージョンの「IBM Plex Sans JP」もあります。

IBM Plex Sans JP
Webデザインに使える!実用的+おしゃれな日本語Googleフォント30選:IBM Plex Sans JP

Helvetica似「Open Sans」

Helvetica
Open Sans

Google Fonts: Open Sans

Open SansはGoogle制作のウェブサイト、オンライン用途に最適化されたフォントです。フォントウェイトが8種類と豊富で多言語サポートされています。

Helvetica似 「Arimo」

Helvetica
Arimo

Google Fonts: Arimo

Arimoも読みやすくモダンな印象のフォントです。Helveticaよりは幅広な感じですが結構似ているんじゃないでしょうか。ウェイトは4種類、バリアブルフォント対応です。

Helvetica Neue似 「Inter」

Helvetica Neue
Google Fonts Inter
Inter

Google Fonts: Inter

Helveticaより丸みのあるHelvetica Neueに似てるのは「Inter」じゃないでしょうか。フォントウェイトは9種類。より文字間隔が狭い「Inter Tight」もあります。バリアブルフォント対応。

Webデザインに最適!おしゃれな英語Googleフォントおすすめ21選: Inter

Futuraの代わりになるフォント

FuturaはLOUIS VUITTONやSupreme、Volkswagenをはじめ数多くの有名ブランドでも使われている人気のフォントです。

Supremeロゴ
LOUIS VUITTONロゴ
Volkswagenロゴ

コロンとして、細くても太くてもカワイイので私も大好きです。

Futura

Futuraの代わりになるGoogleフォントを3つ挙げます。

  1. Didact Gothic
  2. Jost
  3. Kumbh Sans

Futura似「Didact Gothic」

Futura
Didact Gothic

Google Fonts: Didact Gothic

Didact Gothicは、少し幅広ですがFuturaに似た感じと思います。ウェイトがRegular400の1種類しかないのが残念なところです。

Futura似「Jost」

Futura
Jost

Google Fonts: Jost

JostはFutura同様字体のバランスに優れ読みやすいフォントです。 小文字「f」や数字が似ています。ウェイトが100〜900まであるのが嬉しいですね。 バリアブルフォント対応。

Futura似「Kumbh Sans」

Futura
Kumbh Sans

Google Fonts: Kumbh Sans

Kumbh Sansは、Futuraより太っちょな感じでCentury Gothicの方に入れようか迷ったフォントです。

おまけ Futura PT (Adobe Fonts)

AdobeCCユーザーならば、Adobe Fontsで「Futura PT」が利用できます。

Futura PT(Adobe Fonts)

Century Gothicの代わりになるフォント 「Questrial」

Futuraに似ていると言われる「Century Gothic」。Windowsには標準でインストールされているのでお馴染みです。
こちらも丸っこくてかわいいフォントで、いろいろな場所で使われているのを目にします。

Century Gothicに似たフォントは「Questrial」です。

Century Gothic
Questrial

Google Fonts: Questrial

Questrialは読みやすくデザイン性に優れているので、見出し用フォントに最適です。Questorialのフォントウェイトは1種類のみになります。

>> Adobe Fontsで、Century Gothicが使えます!

DINの代わりになるフォント「Oswald」

DINはドイツの公共サイン向けに作られたフォントで、道路標識や公共交通機関のサインで多く使われているそうです。

ユニクロのロゴはDINを意識したフォント

プラスマイナスゼロも有名ですね。

直線的な字形でシンプル、高い可読性を目的とした機能美が特長のフォントです。このDINの代わりになるGoogleフォントは「Oswald」です。

DIN Pro
Din Pro Condensed
Oswald

Google Fonts: Oswald

DINは通常フォントとCondensedフォントで結構イメージが変わるのですが、OswaldはDIN Condensedの方に似ています

Oswald
Webデザインに最適!おしゃれな英語Googleフォントおすすめ21選でもOswaldを紹介

Adobe Fontsでは「DIN2014」「DIN Condensed」が利用可能です。

Adobe Fonts DIN 2014
Adobe Fonts DIN2014
Adobe Fonts DIN Condensed

Impactの代わりになるフォント「Anton」

テキストを太く強調したい時にはImpactです。存在感を出したい時にも重宝します。こちらもロゴタイプに使われていることが多いです。

Impact
Anton

Google Fonts: Anton

ちょっと縦に長い感じになりますがよく似ていると思います。

GillSansの代わりになるフォント「Lato」

可読性が高い、こちらも定番のGillSans。柔らかい印象。

GillSans
Lato

Google Fonts: Lato

GillSansは小文字の「a」が特徴的ですが、Latoはちょっと違いますね。しかしLatoは、Googleフォントの中でも人気のフォントです。

2024年5月時点で、世界の2200万以上のサイトで「Lato」フォントが使われています。

Optimaの代わりになるフォント「Marcellus」

MacOSの標準フォント。上品さを感じます。GUCCIやGODIVAなどのロゴタイプのベースになっています。

Optima
Marcellus

Google Fonts: Marcellus

数字はかなり印象が違ってしまいますが、アルファベットは似ているんじゃないかと思います。

>> Adobe Fontsで、Optimaが使えます!

以上、有名フォントの代わりになるGoogleフォントをまとめました。最初に公開した2019年から新しいフォントも増えている感じです。

有名フォントを使いたいけれど諸事情で使えない時、Googleフォントで代用できるかもしれません。そんな時の参考になれば幸いです。

こちらの記事もおすすめ★

画像や写真、広告で使われているフォントを調べる方法