最近Windows機をセットアップすることがありちょっと戸惑ったので備忘録として。
Windows10からMicrosoftアカウントでWindowsにログイン(サインイン)するのが標準になっています。
MicrosoftアカウントはOfficeを使っていたり複数PCで同期できたり便利な場合もあるのですが、Microsoftアカウントなんて作りたいくない!と思う人も多いのではないでしょうか。私もです。
この記事ではMicrosoftアカウントを作らずにWindowsのセットアップを進める方法について解説します。
またMicrosoftアカウントがあれば何ができるのかについても説明しています。
Windows10の初回起動時のMicrosoftアカウントでサインイン画面
購入したばかりのWindows10のPCを初回起動した時にマイクロソフトのアカウントを作らざるを得ない状況になります。
起動後表示される「Microsoft アカウントでサインイン」。
アカウントの入力欄と次へのボタンしかありません。詳細を表示をしてみると
Microsoftアカウントを入力せずにスキップしたいがスキップできない。
結論から言うと原因は、「インターネットに繋いでいるから」です。
PCからイーサネットケーブルを抜いてからもう一度始めます。
無線LANでネットに繋いでいる場合は、ルーターの電源を一時的に落とすことでネットから切断します。
Windows11ではまず初めにネット接続しないと先に進めないようで、一度接続した後、すぐにケーブルを抜いたりルーターを落としてから次に進むようにします。
無線ルーターの電源を落とすのはちょっと・・・と言う場合は
Wi-Fiに繋ぐのではなく、スマホのテザリングを利用してネットに繋ぐとと言う手もあります。
テザリングであれば、接続・切断もやりやすいですね。
こんな画面になります。
ローカルアカウントというらしいです。このPCのみで使うアカウントということからですね。
Windows11ではオフラインアカウントとも言うらしいです。
アカウント名を入力して次に進むと
パスワードを作成します。
これでMicrosoftアカウントを作成せず、Windows10を起動することができました。
既にMicrosoftアカウントを作成済みで活用されている場合はいいかもしれないですが、アカウント作成を強制されている感じでどうなんでしょう。
パソコンの出荷時期やOSの種類によって、アカウント作成の流れは違ってくるようです。今後はMicrosoftアカウントを作らざるを得ない状況になるかもしれませんね。
Microsoftアカウントを作るメリット
Microsoftアカウントを作るのはデメリットだけではありません。Microsoftアカウントを作るとできることをまとめています。
基本的にGoogleアカウントと同じような使い方ができます。
- Office365(Word,Excel,PowerPoint,Outlookなど)無料アプリを利用できる
- OneDriveの5GBストレージを使える
- Webメールが利用できる
- 複数PCで同期できる
Office系の無料オンラインアプリが利用できる
デスクトップにインストールするOfficeとは機能に制限がありますが、ブラウザでExcelやWord、パワポが使うことができます。
Googleドキュメントやスプレッドシートは使いづらい、使い慣れたExcelやWordを使いたい人にはおすすめです。
OneDriveの5GBストレージを使える
無料アカウントで利用できるのは5GBとなります。
Office365有料サブスクリプションを利用している場合は1TBの容量があります。
WebメールOutlookが利用できる
オンライン版のOutlookを利用することができます。
ブラウザでアクセスする他、OutlookアプリもあるのでスマホからもアクセスできるWebメールです。
メールボックスの容量は15GB。大容量なので結構使える感じです。
複数PCで同期できる
複数のWindowsPCを利用しているなら同じMicrosoftアカウントで設定を同期することができます。
Microsoft Edgeでのお気に入りの同期も可能です。
同期する項目はコントロールパネルで選択ができます。
テーマ(個人設定)、パスワード、言語設定など
Microsoftアカウントにサインインしていない状態が続くとアカウント削除される
Microsoftアカウントを作成したけれど2年以上サインインしていない状態が続くと、アカウントは削除されてしまうので気を付けてください。