本記事ではシンレンタルサーバーの料金とプランについて詳しく解説します。
におすすめの記事となります。
シンレンタルサーバーとは
安定性に定評のあるXserverの技術をベースに、最新のWordPress高速化技術「KUSANAGI」を搭載したのがシンレンタルサーバーです。
高性能でありながら月額539円という低価格を実現し、最新技術を積極的に取り入れる革新性が特長です。Xserverとシンレンタルサーバーはそれぞれに優れた選択肢ですが、特にシンレンタルサーバーは、高性能と低コストを両立した料金プランが大きな魅力となっています。
Xserverとシンレンタルサーバーの違いを詳しく比較したこちらの記事が参考になります。
シンレンタルサーバーの料金プラン
シンレンタルサーバーには大きく分けて、通常プランとビジネスプランがあり、それぞれにベーシック/スタンダード/プレミアムの3つが設定されています。
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結論から言うと、シンレンタルサーバーのおすすめ料金プランは通常プラン・ベーシックです。
なぜなら、通常プラン・ベーシックはシンレンタルサーバーの最安プランですが、価格が安くても同等性能の他社を比べても十分な性能を備えています。
個人でのブログ利用であれば、通常プラン・ベーシックが最適、ウェブでのビジネスを重視している法人や多数フォロワーを抱えるインフルエンサーであれば、より高い安定性のビジネスプランが良いでしょう。
通常プランとビジネスプランの違いは後述にて説明しています。>> 通常プランとビジネスプラン比較 にジャンプする
それでは、シンレンタルサーバーの料金プランを詳しく見ていきます。
シンレンタルサーバーの料金比較
通常プラン
通常プラン・契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
6ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
12ヶ月 | 880円 | 1,780円 | 3,560円 |
24ヶ月 | 825円 | 1,650円 | 3,300円 |
36ヶ月 | 539円 | 1,540円 | 3,080円 |
ビジネスプラン
ビジネスプラン・契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,595円 | 3,245円 | 6,875円 |
6ヶ月 | 1,485円 | 3,080円 | 6,523円 |
12ヶ月 | 1,375円 | 2,860円 | 6,050円 |
24ヶ月 | 1,309円 | 2,739円 | 5,808円 |
36ヶ月 | 1,254円 | 2,629円 | 5,566円 |
通常プラン・ベーシックが最も安いプランになり、長期で契約するほどひと月当たりの費用は安くなります。
12ヶ月で契約しても、10,000円ちょっとで済むのが嬉しいですね。(通常ベーシック880円x12ヶ月=10560円)
さらに2024年10月に通常プラン・ベーシック36ヶ月契約の料金が値下げされ、いつでも539円になりました。(770円→539円)
36ヶ月の初回費用・更新費用は、539円 x 36ヶ月 = 19,404円になります。
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シンレンタルサーバー プラン別の機能比較
通常プランの機能を比較します。
機能 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
ディスク容量(SSD) | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量課金 | 無し | 無し | 無し |
転送量目安 | 900GB/日 | 1200GB/日 | 1500GB/日 |
Webサーバー | Nginx | Nginx | Nginx |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料独自SSL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース(MySQL) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | 14日 | 14日 | 14日 |
XpageSpeed | |||
WAF | |||
WordPress簡単インストール | |||
WordPress簡単移行 | |||
FTPアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メーリングリスト | 20 | 30 | 40 |
メルマガ | 10 | 15 | 20 |
ドメイン無料特典 | 1個無料 | 1個無料 | 1個無料 |
マルチドメイン・無料独自SSL・データベース(MySQL)・FTPアカウント・メールアカウントは、すべてのプランで無制限となります。
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vCPU・メモリの違い
vCPU(仮想CPU)とは物理的なCPUコアを仮想化して分割したもので、コア数が多いほど処理能力が高くなります。
メモリとはCPUで処理したデータを一時的に保存する場所で、容量が大きいほど、多くのデータを同時に処理ができ、CPUの動作もスムーズになります。
シンクラウドが提供している「シンVPS」ではKUSANAGIの実行環境を作ることができるのですが、メモリ4GBが推奨されています。
また同じくKUSANAGIを作成できるConoHa VPSでは、CPU 4コア、メモリ4GB、SSD100GBをKUSANAGI推奨環境, トラフィックが多い方向けはCPU 6コア、メモリ8GB、SSD100GBのプランになっています。
シンレンタルサーバーのベーシックのスペックと、ConoHa VPSのトラフィックが多いサイト向けプランのスペックとほぼ同等のため、ベーシックプランでも十分な性能を持っていると言えるかと思います。
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ディスク容量の違い
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シンレンタルサーバーのプランでは、ディスク容量が以下の様に設定されています。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
ディスク容量 | 700GB | 1000GB | 1200GB |
レンタルサーバーのディスク容量に保存されるデータは会社によって異なる場合がありますが、シンレンタルサーバーでは「Web」「メール」データが保存されます。
Webデータの容量はどのぐらい必要?
結論として、個人ブログであれば、10GB~50GBで十分な容量と言えます。
具体的に説明します:
- 一般的なWebページの推奨サイズ(Lighthouse – ペイロードサイズを縮小する)
- 必要な容量の試算
一般的な個人ブログであれば10GB程度で運用可能です。将来の拡張性を考慮して50GBあれば、十分な余裕を持って運営できるでしょう。
- コンテンツの種類(特に画像や動画の量)によって必要な容量は大きく変わるため、参考的な数値です。
合計バイトサイズを 1,600 KiB 未満に抑えるようにします。 この目標は、10 秒以下の操作可能時間を達成しながら、理論的に 3G 接続でダウンロードできるデータ量に基づいています。
Lighthouse – ペイロードサイズを縮小する
法人向け・メールが主な用途であれば100GB〜推奨
法人利用の場合はメールの保存データ分も考慮する必要があります。メールの送受信にはウェブよりも多くのディスク容量が必要になります。
例えば、IMAP方式でメール受信をしているとメールデータはサーバー上に存在します。メールをサーバー上に長期保存しておく場合は、ディスク容量を多く取っておく必要があります。
700GBのディスク容量があれば大量のメールデータも安心して保存できます。
※メールアカウントごとのメールボックス容量は1~20,000MBで設定可能。
結論として: シンレンタルサーバーのベーシックプラン(700GB)は、以下の用途に十分な容量を提供します。
転送量目安の違い
シンレンタルサーバーでは転送量による課金はありませんが、プランごとに1日の転送量に目安が設定されています。
通常プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
転送量目安 | 900GB/日 | 1200GB/日 | 1500GB/日 |
- ページサイズ2MBのWebサイトの場合、1日に450,000ページビュー(PV)に相当します。
- 月間1,000万PV規模の大規模サイトでも十分に運用可能
- 動画や大容量ファイルの多いサイトでなければ、ほとんどの場合で制限に達することはありません
仮に目安となる数値を超える日が多くなったり、大幅にオーバーする場合は、プラン変更をお願いされたり制限がかかる場合があります。
しかし、一般的な個人ブログや中小企業のWebサイトでは、月間数万PV程度であることが多いので、900GB/日という転送量目安は十分な余裕があると言えます。
メーリングリストとメルマガ作成数の違い
シンレンタルサーバーではメーリングリストとメルマガを利用することができます。作成できるメーリングリスト数・メルマガ数がプランごとに設定されています。
メーリングリストとメルマガは、目的・機能に違いがあります。
- メーリングリスト:
メーリングリストに属するメンバー同士でコミュニケーションを取り合うことを目的としていて、双方向のコミュニケーションが可能です。例:学校の連絡網、社内の情報共有など
- メルマガ:
情報提供、マーケティングを目的とした一方向のコミュニケーション手段です。発行されたメールを受け取るのみで、メールの返信を行うことはできません。
通常プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
メーリングリスト | 20 | 30 | 40 |
通常プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
メルマガ | 10 | 15 | 20 |
ちなみにメール送信数にも目安が設定されているので大量送信には注意が必要です。
1時間あたり | 1日あたり | |
---|---|---|
メール送信数の目安 | 1,500通/時間 | 15,000通/日 |
通常プランとビジネスプラン比較
シンレンタルサーバーの通常プランとビジネスプランの違いは「リソース保証」があるかないかという点です。
また、co.jpを含むドメイン2個が無料になる特典がついているため、ビジネスに適した法人向けプランになっています。
- co.jpが無料になるのはビジネス・スタンダード以上
- シンレンタルサーバーのドメイン永久無料特典
ビジネスプランのリソース保証
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サーバーにおける重要なリソース(CPU、メモリ)の最低使用量を保証することで、他のユーザーの影響を受けにくい安定したサーバー運営が可能になります。
ビジネスプラン | ビジネス・ベーシック | ビジネス・スタンダード | ビジネス・プレミアム |
---|---|---|---|
vCPU | 6コア リソース保証 | 8コア リソース保証 | 10コア リソース保証 |
メモリ | 8GB リソース保証 | 12GB リソース保証 | 16GB リソース保証 |
ディスク容量 (NVMe SSD) | 300GB | 400GB | 500GB |
ドメイン無料特典
ドメイン無料特典 | 通常プラン | ビジネスプラン |
---|---|---|
無料特典のドメイン数 | 1個無料 | 2個無料 |
対象ドメイン | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp ビジネス・スタンダード、ビジネス・プレミアムは属性型JPドメインも対象 .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp |
シンレンタルサーバー 独自ドメイン永久無料特典の使い方を詳しく解説
ビジネスプランがおすすめの人
上記のようにビジネスプランにはリソース保証・無料ドメイン特典があるので、以下のような人におすすめのプランです。
- アクセス数が多いサイト
他のユーザーの影響を受けず安定したサイト運用ができる - ビジネス・ECサイト
安定した運用が収益に直結するビジネスで顧客を逃さない - フォロワー多数のインフルエンサー
突発的なトラフィック増加してもダウンを防ぐことができる
まとめ
本記事では、シンレンタルサーバーの料金とおすすめプランを解説しました。
シンレンタルサーバーは、月額539円からスタートできる高性能なレンタルサーバーです。用途に応じて以下のプラン選択をおすすめします:
▼個人・フリーランスのブログ運営なら、ベーシックプランで十分な機能とスペックを備えています。
▼法人・インフルエンサー向けであれば、安定性を重視・リソース保証のあるビジネスプランがおすすめです。収益に直結するサイトの運営に最適です。
WordPressを利用したサイトであれば、高速実行環境KUSANAGIが難しい設定なしに簡単に導入できることは、大きなメリットです。
サイトの規模が大きくなった場合は、上位プランへの移行も可能です(※通常プランからビジネスプランへの移行は除く)。
10日間の無料お試し期間もあるので、まずはシンレンタルサーバーの使い心地を確かめてみてはいかがでしょうか。
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エックスサーバーからシンレンタルサーバーへ移行を検討している方はこちらの記事が参考になります。
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