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シンレンタルサーバーの料金とおすすめプランの解説

2024-08-01

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シンレンタルサーバーの料金とおすすめプランの解説

ソラミ♪

Webエンジニアをやりつつ、デザインにも携わる株式会社コムワークの中の人。WordPress、Adobeアプリ、カワウソ好き。 2015年から当ブログ運営|2008年からGmail使用中|WordPress制作10年以上|15社以上のレンタルサーバー利用経験|100件以上のドメイン取得運用|サイト・ドメイン移転多数 »  もっとくわしく

本記事ではシンレンタルサーバーの料金とプランについて詳しく解説します。

  • シンレンタルサーバーを検討中の人
  • シンレンタルサーバーのおすすめプランを知りたい人
  • シンレンタルサーバーの料金プランの違いを知りたい人

におすすめの記事となります。

シンレンタルサーバーとは

Xserverのシステムをベースに超高速WordPress実行環境KUSANAGIを搭載した高性能サーバーでありながら、リーズナブルな料金体系が魅力のレンタルサーバーです。

安定性重視のXserverであるのに対し、新しい技術をどんどん取り入れていくのがシンレンタルサーバーです。どちらも優れたレンタルサーバーですが、この記事ではコスパの良さが際立つシンレンタルサーバーの料金プランに焦点を当てています。

Xserverとシンレンタルサーバーの違いを知りたい方はこちらの記事が参考になります。

シンレンタルサーバーの料金プラン

シンレンタルサーバーには大きく分けて、通常プランとビジネスプランがあり、それぞれにベーシック/スタンダード/プレミアムの3つが設定されています。

シンレンタルサーバーの料金プラン

結論から言うと、シンレンタルサーバーのおすすめ料金プランは通常プラン・ベーシックです。

なぜなら、通常プラン・ベーシックはシンレンタルサーバーの最安プランですが、価格が安くても同等性能の他社を比べても十分な性能を備えています。

個人でのブログ利用であれば、通常プラン・ベーシックが最適、ウェブでのビジネスを重視している法人や多数フォロワーを抱えるインフルエンサーであれば、より高い安定性のビジネスプランが良いでしょう。

通常プランとビジネスプランの違いは後述にて説明しています。>> 通常プランとビジネスプラン比較 にジャンプする

それでは、シンレンタルサーバーの料金プランを詳しく見ていきます。

シンレンタルサーバーの料金比較

通常プラン

通常プラン・契約期間ベーシックスタンダードプレミアム
3ヶ月990円1,980円3,960円
6ヶ月990円1,980円3,960円
12ヶ月880円1,780円3,560円
24ヶ月825円1,650円3,300円
36ヶ月539円1,540円3,080円
シンレンタルサーバー・通常プランの料金

ビジネスプラン

ビジネスプラン・契約期間ベーシックスタンダードプレミアム
3ヶ月1,595円3,245円6,875円
6ヶ月1,485円3,080円6,523円
12ヶ月1,375円2,860円6,050円
24ヶ月1,309円2,739円5,808円
36ヶ月1,254円2,629円5,566円
シンレンタルサーバー・ビジネスプランの料金

通常プラン・ベーシックが最も安いプランになり、長期で契約するほどひと月当たりの費用は安くなります。

12ヶ月で契約しても、10,000円ちょっとで済むのが嬉しいですね。(通常ベーシック880円x12ヶ月=10560円)

さらに2024年10月に通常プラン・ベーシック36ヶ月契約の料金が値下げされ、いつでも539円になりました。(770円→539円)
36ヶ月の初回費用・更新費用は、539円 x 36ヶ月 = 19,404円になります。

キャンペーンでさらに割引価格になる場合があります。

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シンレンタルサーバー 料金プランごとの機能比較

通常プランの機能を比較します。プランで異なる部分を赤字にしています。

機能ベーシックスタンダードプレミアム
vCPU6コア8コア10コア
メモリ8GB12GB16GB
ディスク容量(SSD)300GB400GB500GB
転送量課金無し無し無し
転送量目安900GB/日1200GB/日1500GB/日
WebサーバーNginxNginxNginx
マルチドメイン無制限無制限無制限
無料独自SSL無制限無制限無制限
データベース(MySQL)無制限無制限無制限
自動バックアップ14日14日14日
XpageSpeed
WAF
WordPress簡単インストール
WordPress簡単移行
FTPアカウント無制限無制限無制限
メールアカウント無制限無制限無制限
メーリングリスト203040
メルマガ101520
ドメイン無料特典1個無料1個無料1個無料
シンレンタルサーバー料金プランごとの機能比較

マルチドメイン・無料独自SSL・データベース(MySQL)・FTPアカウント・メールアカウントは、すべてのプランで無制限となります。

vCPU・メモリの違い

vCPU(仮想CPU)とは物理的なCPUコアを仮想化して分割したもので、コア数が多いほど処理能力が高くなります。

メモリとはCPUで処理したデータを一時的に保存する場所で、容量が大きいほど、多くのデータを同時に処理ができ、CPUの動作もスムーズになります。

シンクラウドが提供している「シンVPS」ではKUSANAGIの実行環境を作ることができるのですが、メモリ4GBが推奨されています。

また同じくKUSANAGIを作成できるConoHa VPSでは、CPU 4コア、メモリ4GB、SSD100GBをKUSANAGI推奨環境, トラフィックが多い方向けはCPU 6コア、メモリ8GB、SSD100GBのプランになっています。

シンレンタルサーバーのベーシックのスペックと、ConoHa VPSのトラフィックが多いサイト向けプランのスペックとほぼ同等のため、ベーシックプランでも十分な性能を持っていると言えるかと思います。

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ディスク容量の違い

シンレンタルサーバーのプランごとのディスクスペースにはWebデータ、メールデータが含まれる

シンレンタルサーバーのプランでは、ディスク容量が以下の様に設定されています。

プランベーシックスタンダードプレミアム
ディスク容量300GB400GB500GB
シンレンタルサーバー プラン別ディスク容量

レンタルサーバーのディスク容量に保存されるデータは会社によって異なる場合がありますが、シンレンタルサーバーでは「Web」「メール」データが保存されます。

個人向けブログであれば10GB〜50GBで十分足りる

一般的なウェブページの平均ファイルサイズは1〜2MBになります。

例えば、平均2MBのブログ記事が1000記事あったら、最低必要なのは2GBほどです。その他に画像や動画、CSS、JavaScriptファイルなど、記事以外のコンテンツを考慮しても10GB、余裕をもって50GBあれば十分足りるのではないでしょうか。

Googleが推奨する1ページあたりのファイルサイズを基に計算すると、300GBあれば約187,500ページ分のデータを保存できます。

Google推奨Webページサイズは1.6MBとされています。

合計バイトサイズを 1,600 KiB 未満に抑えるようにします。 この目標は、10 秒以下の操作可能時間を達成しながら、理論的に 3G 接続でダウンロードできるデータ量に基づいています。

Lighthouse - ペイロードサイズを縮小する

法人向け・メールが主な用途であれば100GB〜が目安

法人利用の場合はメールの保存データ分も考慮する必要があります。メールの送受信にはウェブよりも多くのディスク容量が必要になります。

IMAPでメール受信をしているとメールデータはサーバー上に存在します。メールをサーバー上に長期保存しておく場合は、容量を多く取っておく必要があります。

300GBの容量があれば大量のメールデータも安心して保存できます。

※メールアカウントごとのメールボックス容量は1~20,000MBで設定可能。

総じて、最安のベーシックプランの300GBの容量で個人のブログや企業のウェブサイト、メールなど大規模なデータ保存が必要な法人まで、対応できます。

転送量目安の違い

シンレンタルサーバーでは転送量による課金はありませんが、プランごとに1日の転送量に目安が設定されています。

通常プランベーシックスタンダードプレミアム
転送量目安900GB/日1200GB/日1500GB/日
シンレンタルサーバー プラン別転送量の目安

目安となる数値を超える日が多くなったり、大幅にオーバーする場合はプラン変更をお願いされたり、制限がかかる場合があります。

900GB/日とはどのぐらい?

  • 1回のウェブページの閲覧で平均5MBのデータが発生すると仮定した場合、1日に約180,000ページビューが可能です。
    900GB(900,000MB) ÷ 5MB = 180,000ページビュー
  • 10MBのファイルをダウンロードする場合、1日に最大90000回のダウンロードが可能になります。

メーリングリストとメルマガ作成数の違い

シンレンタルサーバーではメーリングリストとメルマガを利用することができます。作成できるメーリングリスト数・メルマガ数がプランごとに設定されています。

通常プランベーシックスタンダードプレミアム
メーリングリスト203040
シンレンタルサーバー プラン別メーリングリスト数
通常プランベーシックスタンダードプレミアム
メルマガ101520
シンレンタルサーバー プラン別メルマガ数

ちなみにメール送信数にも目安が設定されているので大量送信には注意が必要です。

1時間あたり1日あたり
メール送信数の目安1,500通/時間15,000通/日
シンレンタルサーバー メール送信数の目安

メーリングリストとメルマガの違い

メーリングリストとメルマガはどちらも複数人にメールを送信する手段ですが目的・機能に違いがあります。

メーリングリストは特定のグループ内でのコミュニケーションを目的としており、双方向のコミュニケーションが可能です。例:学校の連絡網、社内の情報共有など

メルマガは情報提供、マーケティングを目的とした一方向のコミュニケーション手段です。発信者から受信者への情報配信で、受信者は基本、返信することはありません。

通常プランとビジネスプラン比較

シンレンタルサーバーの通常プランとビジネスプランの違いは「リソース保証」があるかないかという点です。

その他、co.jpを含むドメイン2個が無料になる特典がついているため、ビジネスに適した法人向けプランになっています。

※co.jpが無料になるのはビジネス・スタンダード以上になります。

ビジネスプランのリソース保証

サーバーにおける重要なリソース(CPU、メモリ)の最低使用量を保証することで、他のユーザーの影響を受けにくい安定したサーバー運営が可能になります。

ビジネスプランビジネス・ベーシックビジネス・スタンダードビジネス・プレミアム
vCPU6コア
リソース保証
8コア
リソース保証
10コア
リソース保証
メモリ8GB
リソース保証
12GB
リソース保証
16GB
リソース保証
ディスク容量
(NVMe SSD)
300GB400GB500GB
シンレンタルサーバー ビジネスプランのリソース保証

ドメイン無料特典

ドメイン無料特典通常プランビジネスプラン
無料特典のドメイン数1個無料2個無料
対象ドメイン.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp
ビジネス・スタンダード、ビジネス・プレミアムは属性型JPドメインも対象
.co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp
シンレンタルサーバーのドメイン無料特典

ビジネスプランがおすすめの人

上記のようにビジネスプランにはリソース保証・無料ドメイン特典があるので、以下のような人におすすめのプランです。

  • アクセス数が多いサイト
    他のユーザーの影響を受けず安定したサイト運用ができる
  • ビジネス・ECサイト
    安定した運用が収益に直結するビジネスで顧客を逃さない
  • フォロワー多数のインフルエンサー
    突発的なトラフィック増加してもダウンを防ぐことができる

まとめ

本記事では、シンレンタルサーバーの料金とおすすめプランを解説しました。

シンレンタルサーバーの最安プランは通常プラン・ベーシックで月額770円でスタートすることができます。(キャンペーン中ならもっと安くなる)

冒頭で述べた通り、個人やフリーランスのブログ用途であればベーシックから始めるのが最適です。

ウェブサイトが事業収益に直結する法人やインフルエンサーの場合はより安定したビジネスプランをお勧めします。

スモールスタートで、後々アクセスが増えたら上位プランへアップグレードすることもできます。(通常プラン→ビジネスプランは不可)

難しい設定なしに、KUSANAGIの高速WordPress実行環境が導入できるシンレンタルサーバーは、WordPressを使うのであれば、個人・法人問わず満足できるのではないでしょうか。

シンレンタルサーバーには10日間の無料お試し期間があるのでまずは試してみてはいかがでしょうか。

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エックスサーバーからシンレンタルサーバーへ移行を検討している方はこちらの記事が参考になります。

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを比較しています。

シンレンタルサーバーでドメインメールを使う方法

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