文章・テキストを画像化するツールとは、文字列を入力すると、それに対応する画像を生成してくれるウェブサービスに加えて、AIによる文章から画像を生成する画像生成系AIをまとめました。
文章・テキストを画像化するツール
例えばメールアドレスなどの文字のみをjpgやpngなどの画像にしたい時。わざわざIllustratorやPhotoshopを起動するよりもサクッと画像を作成したい、という時に簡単に画像を作れるサイトを紹介します。
画像化することで、Twitterなどの文字数制限を回避したり、目立つアイキャッチを作成したり、スパムから保護したりすることができます。
画像化する際には、フォントや色、背景などの装飾をカスタマイズできるものが多いです。
いわゆる、入力した文字をそのまま画像にするツールです。入力した文章をもとにイラストや画像を生成したい場合は画像生成AIになります。>>画像生成AIをいますぐ確認する
文字画像作成機(旧任天堂ファンサイトさんの文字の画像を生成するツール)
http://www.nin-fan.net/tool/string_image.html

画像にしたいテキストを入力するだけのシンプルな使い方で文字を画像化できます。サイズ、カラー、フォントの種類も選べます。カラーピッカーでカラーが設定できるもいい感じです。
フォントの種類 | 50種類以上 | 画像形式 | PNG,JPG,GIF |
文字サイズ | 変更可 | カラー | 文字・背景色 |
文字装飾 | 縁取り | 縦書き | 可 |

文章を画像化できるWebツール
https://ysklog.net/tool/text-img-generate.html

こちらは生成する画像サイズを指定することができます。また文字サイズのほか、文字の位置、フォントの透過度も指定可能です。フォントの種類は少なめ、
またプレビューを見ながら設定ができるのも使いやすいです。
フォントの種類 | 11種類以上 | 画像形式 | PNG |
文字サイズ | 変更可、行間も設定可能 | カラー | 文字・背景色 |
文字装飾 | なし | 縦書き | 不可 |

おしゃれでセンスの良いテキスト画像を作れるアプリ(PC・スマホで)
Adobe Express
スキル不要でプロ並みのおしゃれな画像が作れるのがAdobe Express。
インスタ、YouTube用のサムネが簡単にできるテンプレートが揃っていて、文字を入れるだけでおしゃれでセンスの良い画像が作成できます。
Adobe Expressは無料・有料プランがありますが、無料でも使える機能が豊富です。
有料プランでも年間10,978円、月々プランでも1078円とコスパ◎。


Adobe Expressでできること、プランの比較は以下の記事で詳しくまとめています>> 背景除去も簡単、無料で使えるAdobe Expressでできること
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背景除去も簡単、無料で使えるAdobe Expressでできること
Adobe Expressはスキル不要でおしゃれなSNSサムネ、動画やチラシ、ロゴ作成などができる可能なブラウザ、モバイルで操作可能なデザインアプリです。 10万点以上のテンプレートテンプレートやデザ ...
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画像生成AI
ここからは人工知能を使用して新しい画像を生成する画像生成AIについてまとめています。
Stable Diffusion
ダウンロードしてローカルPC上で実行可能なPython製のプログラム。2022年にオープンソース化されています。
生成した画像は作者に著作権があり、商用利用も可能とのこと。
自分のPCで実行するためには画像生成に耐えうるそれなりのスペックがあるPCが推奨されています。(NVIDIA製GPUなど)またPython実行環境も必要です。
Google Colaboratoryでも実行できるという記事も見かけます。

https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
もっと手軽にStable Diffusionを試したい場合は、Stable Diffusion APIを利用した無料でStable Diffusionが試せるオンラインサービスもあります。

Stable DiffusionXL

https://ja.stability.ai/stable-diffusion
Stability AIが2023年4月に公開したStable Diffusionの上位モデル。Stable Diffusionよりも短いプロンプトで画像を生成するとのこと。
DreamStudioでデモ版を利用することができます。(無料クレジットあり)

DeepFloyd IF

https://deepfloyd.ai/deepfloyd-if
こちらもStability AIが開発した「大規模言語モデルを取り入れた高性能なテキストから画像への変換モデルDeepFloyd IF」
4月28日に発表されたばかりです。Stability AIのブログには以下のようにあります。
DeepFloyd IFは、非商用で研究が許されるライセンスでリリースされた最先端のテキスト画像生成モデルであり、研究室が高度なテキスト画像生成アプローチを検討・実験する機会を提供します。
https://ja.stability.ai/blog/deepfloyd-if-text-to-image-model
DALL·E 2

https://openai.com/product/dall-e-2
OpenAIが開発した画像生成モデル。DALL·E 2は、テキストから画像を生成する機能に加えて、画像からテキストを生成する機能も備えています。
DALL·EをもとにしたMicrosoftのBing Image Creatorもリリースされています。
Midjourney

簡単に利用できて生成される画像がハイクオリティということで話題になっています。利用には
無料では月25枚までの画像生成が可能で、月額30$で無制限となります。利用にはDiscord(アメリカ発のチャットサービス)のアカウント登録が必要。
Adobe Firefly

Adobeの画像生成AIは以下のような画像を作成できます。現在は英語でのみの対応。
- Text to image テキストから画像生成
- Text effect テキストに効果
- Recolor vectors ベクター画像のアレンジ
Text to imageで生成した画像、熱々の湯気やマヨネーズも指定通りに生成されています。

Text Effectはテキストにいろいろな効果を与えられます。下記はオレンジ、ピンク、グリーンのスワロフスキーを指定して生成したイメージ。

Adobe Fireflyで生成した画像はベータ期間中は商用利用はできません。非営利目的でのみ使用できます。
canva
