クリエイティブ系の仕事に欠かせないAdobeアプリケーションが全て利用できるのがAdobe Creative Cloud コンプリートプランです。
日々の制作作業では、複数Adobeアプリを使って作業することも多々あることです。Adobeアプリを3つ以上利用するならAdobe CCコンプリートプランを契約した方がお得です。
このAdobe CCコンプリートプランでどんなアプリが使えるのか、どんなことができるのかをまとめました。
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Adobe CC コンプリートプランの価格
ライセンス種別 | ⽉々プラン⽉々払い | 年間プラン月々払い | 年間プラン一括払い |
---|---|---|---|
個人向け | 12,380円/月 | 7,780円/月 | 86,880円/年 |
学生・教職員向け | -- | 初年度 2,180 円 2年目以降 3,610円 | 初年度 26,162円 2年目以降 43,322円 |
法人向け | -- | 10,780円/月 | 129,360円/年 |
Adobe CCコンプリートプランでできること
デスクトップ、モバイルの20種類以上のAdobeアプリケーションが利用できます
Illustrator,Photoshopを始め、動画ならPremiere ProやAfter Effects、Web制作ならDreamweaver、DTPならInDesign・・・どれも仕事現場で必要なアプリばかりです。
Acrobat Pro DC | Photoshop | Illustrator | InDesign | |
Premiere Pro | After Effects | Lightroom | XD | |
Animate | Dreamweaver | Lightroom Classic | ||
Audition | InCopy | Character Animator | Capture | |
Fresco | Bridge | Media Encoder | Premiere Rush | |
Aero | Prelude | Photoshop Express | Photoshop Camera | |
Scan | Fill & Sign | Acrobat Reader | Lightroom Web |
Adobe Fontsが無制限で使えます
1000以上あるフォントを無制限で利用することができます。商用利用もOKです。
100GBのクラウドストレージがついてます
無料メンバーでも2GBのファイルストレージがついてますが、コンプリートプランは100GBの大容量です。
※グループ版・エンタープライズ版なら1ユーザー1TB!
会社と自宅、別のPCで同期することができるので制作ファイルをクラウドストレージにおいておけば、どこでも編集可能なのが超便利です。(Webブラウザからもアクセス可能です)
ファイルの同期も、Dropboxのようにほぼ瞬時に同期処理されるのでストレスなく使えます。2024年2月にCreative Cloudの同期済みファイル機能は終了になりました。
関連記事Adobe Creative Cloud「同期済みファイル」終了で、PC間でファイルが同期されなくなる
万一容量が足りなくなったら、アップグレードすることもできます。(有料・最大10TB)
プラン | 容量 |
---|---|
無料プラン | 2GB |
単体プラン コンプリートプラン | 100GB |
フォトプラン | 20GB/1TB |
グループ版 エンタープライズ版 | 1ユーザあたり1TB |
Adobe CCコンプリートプランの個人・法人契約の違いは?
Adobe CCコンプリートプランの契約には「個人」「法人」「学生・教職員」「教育機関」のタイプがあります。
Adobe Creative Cloud プランの比較個人版の場合、ライセンスの所有権は申し込みをした「個人」となります。なので会社のPCに個人ライセンスのAdobeソフトをインストールしていて、仮にその人が会社をやめた場合は社内の他の人が使うことはできない、ということになります。
法人ライセンスであれば契約者は「法人」なのでソフトを使っている人が移動や退職しても別の社員が利用することができます。
その他法人専用のライセンスを管理できる専用サイトが利用できます。
契約する時は、契約期間に注意が必要です!
Adobeの公式サイトからAdobe CCのプランを申し込む場合、契約期間や支払い方法、解約手数料など注意が必要です。
Adobe公式サイトでのコンプリートプラン申し込み画面です。
注文内容の契約はデフォルトで「年間プラン(月々払い)」が選択されています。
契約プランの変更はプルダウンで選択しなおします。
また下の方に小さい文字で解約時の返金についてのことが書かれています。
上記では、
5月31日の前日までに解約すると全額払い戻しの対象となり、解約料金は発生しません。
と、記載されています。この「5月31日の【前日までに】」という言い回し。要は5月30日までに解約しないと解約料金が発生するということですよね。
5月31日までは解約料金が発生しないと勘違いされそうな文章です。
契約する時は契約期間に注意しましょう!
ダークパターンというわかりにくい手続き方法だと話題になっているみたいです
Adobeがダークパターンでユーザーをだまし12カ月間契約をさせているとして海外で話題に
コンプリートプランの契約方法と解約条件
契約期間と支払い方法によって解約条件が変わってきます。
プラン | 月々プラン | 年間契約(月々払い) | 年間契約(一括払い) |
契約期間 | 1ヶ月 | 1年 | 1年 |
解約金 | なし | あり | なし |
解約の条件 | 初回14日以内の解約は 全額返金される 14日経過後は返金はされず、 その月で契約終了 | 初回14日以内の解約は 全額返金される 14日以降は残存の契約期間の 料金の50%が一括請求される | 初回14日以内の解約は 全額返金される 14日以降は返金されずに 契約期間の終了まで継続となる |
年間契約の月々払いは注文から14日以降に解約すると残り契約期間の50%が一括請求されます!
年間契約の月々プランは一括払いせずに月々払うので家計の負担も少ないんですが、途中解約の解約料金がイタイです。
Adobe Creative Cloud プランの比較解約料金発生を回避してプランを途中解約する裏技あり
プランを途中解約するときに手数料がかからず、無料で解約する方法は・・・
- 解約ではなく他のプランに変更する
- プラン変更したら14日以内に解約する
Adobeのサブスクリプションは基本的に14日間の無料期間があります。
プラン変更でも14日間の無料期間が適用されるので、プランを変更してから無料期間中に解約すれば解約手数料は発生しないのです!
コンプリートプランを途中解約しなくてはいけなくなったとき、これを覚えておけば手数料発生を回避できます!
※2022年時点の情報で将来的にAdobe側でシステムが変更になる場合があります
Adobe Creatice Cloud アプリケーションのダウンロード、インストール
Adobe CCのコンプリートプランを契約したら使うアプリをダウンロードしてインストールします。
ダウンロードはAdobeサイトのCreative Cloudにログインするとダウンロード可能です。(要Adobe ID)
Creative Cloudアプリケーションのダウンロード
https://creativecloud.adobe.com/apps/all/desktop
最初にアプリをインストールすると、Creative Cloudデスクトップアプリが一緒にインストールされます。
Creative Cloudアプリでインストール済みアプリと新しいアプリのインストールができます。
モバイル用のアプリも管理が可能です。
メールかSMSでリンクを送信できます。
Creative Cloudアプリでは、クラウドストレージの同期もしてくれます。
Adobe CCコンプリートプランのできることと契約方法のまとめ
Adobe CCのコンプリートプランでできることは
- 20種類以上のAdobeアプリをインストール可能
- Adobeフォントを利用できる
- 100GBのクラウドストレージが利用できる
しかし途中で解約する場合、契約期間や支払い方法によって解約手数料が発生することもあるので注意が必要です。
また解約手数料を発生させずにプランを解約する方法もありました。
Adobeサブスクリプションは使える幅が広くて便利ですが契約条件や解約手数料などはちゃんとチェックしておきたいですね。