Googleアカウントを新たに作成する時、電話番号の入力を求められる場合があります。でも電話番号は入力したくない、電話番号を入力せずにGoogleアカウントを作りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
本記事では電話番号なしでGoogleアカウントを作成する方法について見ていきます。
ちなみにGoogleアカウント作成時の電話番号入力する場面は、2つあります。
- スパム・ロボットでないことを証明するためのSMS認証
- アカウントにアクセスできなくなった時の回復手段としての電話番号登録
ここでは前者「ロボットでないことを証明するためのSMS認証」なしでアカウントを作成することを想定しています。
電話番号なしで簡単にGoogleアカウントを作成する方法
Googleアカウント作成ステップで電話番号入力を回避する方法はネット検索するといくつか方法があるようです。(回避というか電話番号の入力画面に遭遇しないでアカウント作成完了までいく)
- スマホから登録する
- Chromeゲストモードで登録する
- 既存のGoogleアカウントにログインした状態で登録する (★)
- Androidを初期化してセットアップから新規作成する
上記1〜3の方法を試したところ、電話番号なしでアカウント作成できました。私的にこの3つの中で一番しっくりいくのが3番目「既存のGoogleアカウントにログインした状態で登録する」です。
私自身、プライベートや仕事で使うためにGoogleアカウントを20個以上作成した経験があります。その中で電話番号入力を求められたことはほぼありません。
作成時の状況を振り返ってみると、
- いつも使っているGoogleアカウントにログインした状態
- いつも使っているネット環境(会社や自宅)
という状況でアカウントを作成していることがほとんどでした。(私個人の場合です)
既に持っているGoogleアカウントにログインした状態で作成すると電話番号不要でアカウント作成できます。(Googleアカウント作成のステップは、状況によってパターンが変わるので絶対とは言えないですが)
また経験上、シークレットモードやVPNなどは使わない方がスムーズに行きます。
【2024年版】Googleアカウントを作成する手順(PCの場合)
Googleアカウントを作成するときの流れは以下のようになります。
step
1Googleを開き、右上のGアカウントをクリックして「別のアカウントを追加」
基本的にどのブラウザを使ってもGoogleを開けばアカウントは作成できます。
前述の通り、既にあるGoogleアカウントにログインした状態から新しくアカウントを作成した方が、電話番号なしでアカウント作成できる可能性が高いので、Googleアカウントにログインしていることを前提にしています。
右上のGoogleアカウントのアイコンをクリックして「別のアカウントを追加」を選択します。
または直接 Googleアカウントの作成 画面に進みます。
step
2ログイン画面「アカウントを作成」をクリック(用途は個人用がベター)
アカウントの用途を選択しますが「個人で使用」でよいと思います。
「仕事/ビジネス用」を選択すると「ビジネス用にカスタマイズ」がオンになり、Google ビジネス プロフィールの設定が簡単にできるようになります。
step
3名前の入力(必須)
Googleアカウント名の入力。名前は必須入力ですが、姓は省略することができます。名前は後から何度でも変更可能です。
また本名でなくてもOKで、日本語でも英語でも、ニックネームや自分のお店の名前、ブランド名などでも問題ありません。
step
4生年月日・性別の入力(必須)
生年月日と性別を入力します。ここも必須入力ですが、性別には女性・男性・回答しない・カスタムという選択肢があります。
step
5Gmailアドレスの選択または作成
Gmailアドレスを作成します。
ここで作成した名前がGoogleアカウントになります。後から変更はできないので、スペルミスに気を付けて!
Googleから提案されたGmailを選択するか、「自分でGmailアドレスを作成」で@gmail.com
の前に文字列を作成します。
使えるのは半角英数字(a~z, 1~9)と.
ピリオドのみで、文字数制限は6~30文字です。
-
(ハイフン)や_
(アンダーバー)はGmailでは使えません。また、文字列の先頭と最後に.
ピリオドは使えません。
詳しくはユーザー名の作成(Gmailヘルプ)が記載があります。
※Gmailを不要な場合は「既存のメールアドレスを使用する」にすると既存のメールアドレスでGoogleアカウントにログインできるようになります。
step
6パスワードの設定
パスワードを設定します。パスワードは8文字以上。使えるのは半角英数字・記号、アルファベット大文字小文字は区別されます。
step
7再設定用メールアドレスの追加(スキップ可)
パスワードを忘れたりしてGoogleアカウントにログインできなくなった場合のパスワード再設定用メールアドレスを入力します。登録しておいた方が安心ですが、スキップすることもできます。
場合によっては、再設定用の電話番号の追加画面が表示されることもあります。
再設定用メールアドレス・電話番号は後から設定も可能です。
step
8アカウント情報の確認
作成するGoogleアカウントの確認画面です。@gmail
の前は、後から変更できないので間違っていないか十分に確認しましょう!私は間違えて作り直した経験ありです^^;
step
9プライバシーと利用規約の同意
プライバシー設定と利用規約に同意する画面。
ここでは、Googleアカウントのアクティビティ(ウェブやアプリの使用履歴)を保存するかや、パーソナライズ広告をオンにするか、YouTubeの履歴をGoogleアカウントに保存するかなどを選択することができます。
step
9アカウント作成完了
Googleトップが表示されて、Googleアカウントが作成されていたら完了です!
スマホ(Android)の場合
- 設定アプリを開き、アカウントをタップ
- アカウントを追加
- Googleを選択
- 以降、PCの手順3と同じ手順で進む
iPhoneの場合
iPhoneの場合、SafariやChromeなどのブラウザからGoogleアカウントの作成ページにアクセスします。
PCの場合と同じ手順になります。
- Gアカウントアイコンをタップして「別のアカウントを追加」
- アカウント作成をタップ
- 姓名をを入力(実際に表示さる名前)
- 生年月日・性別を入力
- Gmailを作成(Googleアカウント名を設定)
- パスワードを設定
- 再設定用メールアドレスの設定(省略可)
- アカウント作成完了
まとめ
以上、電話番号なしでGoogleアカウントを作成する方法を解説しました。
が、実際のところ私の場合OKだったとしても、アカウント作成時の特定の条件に依存するため、常に可能とは限りません。申し訳ありません。
短期間で大量のアカウントを作成したりすると、電話番号入力を要求される確率は高くなります。
また同じ電話番号を何度も使うと「この電話番号は確認に使用できません」や「この電話番号は、すでに何度も確認に使用されているため無効です」と言われてしまう場合もあるとのこと。(幸い私はまだ遭遇したことはありません)
この場合は
- 異なるデバイスやブラウザから試す
- 時間を置いてみる
- 通信環境を変えてみる
- 家族や友人の電話番号を一時的に借りる
ということで解決する可能性があります。
Google は、ユーザーを不正使用から保護するため、1 つの電話番号で作成できるアカウント数に上限を設けています。代わりに家族や友人の電話番号を使用することは可能です。
Googleアカウントヘルプ
登録できないときの代替案・Gmail以外でなんとかする
Googleアカウントは確かに便利ですが、他のアカウントで代替可能なこともあります。
以下の記事では、電話番号なしで作成できるフリーメールについてまとめていますので参考にしてください。