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サーバ移行でOutlookに同じメールアドレスを登録する方法

2022-02-17

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サーバ移行でOutlookに同じメールアドレスを登録する方法

レンタルサーバーの移転中は、メール受信は旧サーバー、新サーバーのどちらに届くかわからない状況になります。

どちらのサーバーに届いても漏れなく受信するため、メールソフトには旧サーバと新サーバのメールアカウントを設定する必要があります。

しかし最新のOutlookでは、既に設定ずみのメールアドレスを新たに登録しようとすると、「このメールアドレスは既に追加されています」と表示されて先に進めず設定できません。

この記事ではエラーを回避して同じメールアドレス(新旧サーバーのメールアドレス)を設定する方法の解説です。

Outlookで同じメールアドレスを追加しようとするとエラーになる

通常のアカウント追加の手順はOutlookを起動し、ファイル>アカウントの追加でメールアドレスを追加します。

以下はOutlook365での設定手順です。

メールアドレスを入力し、「詳細オプション」で「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れて「接続」します。

そうすると以下のようなメッセージが表示されて先に進めません。

Outlookアドレスが既に追加されていると言うメッセージで先に行けない
このメールアドレスは既に追加されています

Outlookで同じメールアドレスを追加する方法

1)Outlookを起動して、ファイル>アカウント設定>プロファイルの管理を選択。

Outlookプロファイルの管理

このプロファイルの管理は、Windowsコントロールパネルからも表示できます。

コントロールパネルを開き、ユーザーアカウント>Mail(Microsoft Outlook)で開きます。

Windowsコントロールパネル

2)「メール設定」と言う小さなウィンドウが出てきたら「電子メールアカウント」をクリック。

Outlook メール設定

3)「アカウント設定」ウィンドウで「新規」をクリック。

Outlook 電子メールアカウントを新規追加する

4)「アカウントの追加」ウィンドウにて「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択し、次へをクリック。

Outlook 手動でアカウント設定

5)サービスの選択で「POPまたはIMAP」を選択して次へをクリック。

Outlook アカウントタイプの選択

6)「POPとIMAPのアカウント設定」
サーバ情報とアカウント、パスワードなど必要事項を入力して「詳細設定」をクリック。
今回はIMAPでアカウントを設定しました。

Outlook POPとIMAPのアカウント情報入力

7)「インターネット電子メール設定」ウィンドウの「送信サーバー」タブを選択し、
「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックを入れます。

Outlook 送信メールーサーバ認証

8)同じく「詳細設定」タブで、受信メールサーバ、送信メールサーバのポート番号と暗号化の設定を必要に応じて設定します。

必要事項を入力したらOKでウィンドウを閉じます。

9)元のアカウントの追加ウィンドウで「次へ」クリックして進むと、受信・送信テストがはじまり完了すると、「すべて完了しました」と表示されます。

Outlook テストメール送信

10)以上で完了です。

Outlook アカウントのセットアップ完了

Outlookに新サーバ用のアカウントが追加されました。

Outlookを開くと同じメールアドレスが登録されています。

アカウントの設定自体は以前のOutlookと同じなのでやったことがある人ならば問題ないと思います。

同じメールアドレスをメーラーに登録するという状況は、サーバー移転時には必要になる場面です。

サーバー移転は頻繁にはないですが、Outlookでは同じメールアドレスを登録できない仕様になっています。

今後仕様変更があるかもしれませんが現時点でのOutlookの状況です。

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