独自ドメインを維持するには毎年更新していかなくてはいけませんが、更新費用をもっと安く抑えたいと思っている人も多いのではないのでしょうか。
ドメインサービス各社では、ドメイン移管キャンペーンを行なっている時があります。
このドメイン移管キャンペーンを利用すると、ドメインが格安で更新できます。
例えば現在、お名前.comではドメインが3年間無料になるキャンペーンを行なっています。
ムームードメインでも「【全額返金】ドメイン移管費用100%キャッシュバックキャンペーン」中です。(2024年2月29日(木)23:59まで)
この記事ではエックスサーバードメインから他社へドメイン移管する方法を解説します。
エックスサーバードメインから他社へドメイン移管する流れ
エックスサーバードメインから他社へドメイン移管する流れです。
ここでのドメイン移管は以下の状況を前提とします。
- エックスサーバードメインからお名前.comにドメイン移管する
- 移管するドメインは.com
- 移管するドメインの有効期限は15日以上ある
お名前.comは取り扱っているドメインが多く、無料DNSや脆弱性診断などの機能も豊富。複数ドメインを所有している場合はドメイン料金がさらに格安になります。>> GMOインターネット お名前.comのドメイン取得・管理機能のレビュー
- 【エックスサーバードメイン】ドメインの解約申請をする
- 【エックスサーバードメイン】Whois代理公開設定を無効にする
Whois情報を自分の情報に変更する - 【エックスサーバードメイン】認証鍵(Authcode)を取得する
- 【エックスサーバードメイン】レジストラロックを解除する
- 【お名前.com】ドメイン移管申請・移管料金の支払い
- トランスファー申請の承認メールを承認する
- 【お名前.com】ドメイン移管完了
エックスサーバーから他社へドメインを移管するには、移管申請前にエックスサーバー側での解約・設定解除が必要になります。
エックスサーバーでドメインの解約申請をする
まずはエックスサーバーで移管するドメインの「解約」をします。
Xserverアカウントにログインして、ドメインの契約情報にアクセスすると基本情報の中の項目の一つに「解約」という項目が目立たない感じで存在しています。
「解約」というとドメインが使えなくなってしまうのでは?と心配になりますが、解約時に表示される「利用期限」までは使い続けることができます。
「解約する」を選択して、「解約申請をする」をクリックすれば解約申請は完了です。
「解約申請」をやっておかないと移管申請をしても却下されてしまいます。
Whois代理公開設定を無効にする
エックスサーバーでドメインを取得すると、Whois情報はXserver,incとなっています。
Whois代理公開設定を無効にして、自分の情報を登録します。
関連記事WHOIS情報公開代行とは?無料で個人情報を非公開にする方法
認証鍵(Authcode)を取得する
ドメイン移管申請をする時には認証鍵(AuthCode・オースコードとも呼ばれます)が必要です。
以前は認証鍵(AuthCode)は.comや.netなどgTLDドメインだけでしたが、現在はJPドメインを移管する時にも必要になりました。
関連記事ドメイン移管に必要な認証コード(AuthCode)の確認方法
エックスサーバーの認証鍵は、ドメインの契約情報内から取得できます。以前はメール通知でしか取得できませんでしたがWeb上で確認できるようになっています。
認証鍵の確認ボタンをクリックします。
認証鍵が表示されます。コピーボタンをクリックして、ローカルへ保存しておきます。
レジストラロックを解除する
最後にレジストラロックも解除しましょう。エックスサーバーではデフォルトでレジストラロックがかかっています。
レジストラロックの解除は「解約申請」がされていないと解除できません。
以上でエックスサーバー側での設定は終わりです。
移管先:お名前.comでドメイン移管を申請する
ここからはドメイン移管先「お名前.com 」でドメインの移管申請をします。
ドメインが移管可能な状態か表示されます。状態「お申込みできます」と表示されていればドメイン移管できる状態です。
先にエックスサーバーで取得した認証鍵(AuthCode)を入力します。
お名前.comのIDがある場合はログインします。
支払い情報、申込み内容が表示されます。
初期状態で「レンタルサーバーの同時申込み」が「はい」に選択されているので注意しましょう。
ドメイン移管費用(ドメイン更新1年分)とサービス維持調整費がかかります。
※お名前.comをはじめとしたGMOグループでは2023年からサービス維持調整費が加算されます。ドメイン費用の20%前後、月ごとに変動します。
ドメイン移管費用はクレジットカード決済
トランスファー申請の承認メールを承認する
移管申請後、移管に関するメールが複数届きます。
ドメイン移管を承認するメールが配信されます。
エックスサーバーからの「トランスファー申請に関するメールには、ドメイン移管をキャンセルするする場合のみ対応が必要で移管を承認するという作業はありません。
何もせず3日ほど待つと移管が自動承認される仕組みです。
お名前.comからのメール「トランスファー承認手続きのお願い」に書かれているURLへアクセスし移管承認の手続きが必要です。
移管承認手続きはメールが送信されてから5日以内に対応しなくてはいけません!
ドメイン移管完了
移管承認後、トランスファー完了のメールが届けば移管完了です。
ドメインの移管には色々と制約があります
.comや.netなどJPドメイン以外のドメインは、ドメイン取得または前回の移管から60日以内のドメイン移管は認められていない場合が多いので、一旦他社へ移管したら、60日経過するのを待つ必要があります。
また移管するごとに費用が発生します。
下記ページでではドメインの移管作業の流れと移管する時の注意点を解説しています。
この記事ではエックスサーバーから他社へドメイン移管する方法を解説していますが、エックスサーバーもお名前.com同様、格安でドメイン管理できます。
参考記事エックスサーバーならドメイン料金が取得も移管も最安。Xserver Domain