ロリポップ!レンタルサーバーはコスパがいい?実際に使ってわかったメリット・デメリット

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目次

ロリポップ!レンタルサーバーは料金が安くてコスパがいいとよく言われ、はじめてホームページを持つ個人やフリーランス、中小企業のサーバーとしてよく勧められるサーバーです。

  • 実際のところ、ロリポップ!は良いの?悪いの?
  • コスパがいいって聞くけどリアルな口コミが知りたい

という声に応えていきます。

本記事ではロリポップ!サーバーでできること・できないこと、本当にコスパがいいのか実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめています。

ロリポップ!は実績があるレンタルサーバー

ポップなイメージと月99円からという格安な価格が魅力で、サーバー利用者は国内最大級を誇ります。ロリポップ!を運営しているのは、GMOグループのGMOペパボ株式会社です。

GMOペパボは東証上場企業で、「ムームードメイン 」(ドメイン取得サービス)、「カラーミーショップ」(ネットショップASP)など多くのWebサービスを提供しています。

ロリポップ!は2001年からサービス開始していて20年以上の運営実績があるため、信頼性が高く安心できるレンタルサーバーと言えます。

ひと昔前はレスポンスがあまりよくなかったという印象がありましたが、現在はかなり改善されたとの声も多く聞きます。

ロリポップ!レンタルサーバーのプラン

ウェブサイトが初めての個人向けなら「ライトプラン」(月額264円〜)、法人向けや収益化ブログを運営したいと思っているなら「ハイスピードプラン」(月額550円〜)がおすすめです。

プランエコノミーライトスタンダードハイスピードエンタープライズ
月額費用36ヶ月99円/月264円/月495円/月550円/月2,200円/月
初期費用0円0円0円0円0円
ディスク容量120GB350GB450GB700GB1.2TB
WebサーバーNginx + ApacheNginx + ApacheNginx + ApacheNginx + LiteSpeedNginx + LiteSpeed
マルチドメイン50200300無制限無制限
MySQL無し
SQLite利用可
50100無制限無制限
無料SSL
PHPCGI版CGI版/モジュール版CGI版/モジュール版LiteSpeed版LiteSpeed版
ロリポップ!アクセラレータ
同時アクセス数拡張同時アクセス数制限無し同時アクセス数制限無し
メールアドレスドメインごとに20無制限無制限無制限無制限
ドメイン無料特典
2個無料

2個無料
自動バックアップ
WAF
サポートメール
(48時間以内の返信)
チャット
メール
(48時間以内の返信)
チャット
メール
(48時間以内の返信)
チャット
電話
メール
(24時間以内の返信)
チャット
電話
メール
(24時間以内の返信)
チャット
電話
ロリポップ!のプラン比較表

ロリポップ!レンタルサーバー

メリット

  • 月99円〜と手軽に使える
  • 全プランにWAFあり
  • 全プランに無料独自SSLあり
  • ドメイン2個が永久無料になる特典(ハイスピードプラン以上)
  • LiteSpeedサーバーが使える(ハイスピードプラン以上)

デメリット

  • WordPressが使えるのはライトプラン以上
  • 電話サポートはスタンダードプラン以上
  • バックアップは有料オプション
  • プラン変更時サイトが見れない期間が発生する

いちおしはハイスピードプラン

理由1:WordPressが速い

ロリポップ!でWordPressが使えるのはライトプランからです。しかしビジネス向け、ブログで収益化したいと考えているならWordPressの高速表示が期待できるハイスピードプランがおすすめです。

ライト・スタンダード・ハイスピードの各プランでは以下のような違いがあります。(エンタープライズは今回の比較項目ではハイスピードと同等なので割愛しています)

プランライトスタンダードハイスピード
WordPress利用
WebサーバーNginx + ApacheNginx + ApacheNginx + LiteSpeed
LiteSpeed Cache
ロリポップ!アクセラレータ
同時アクセス数拡張同時アクセス数制限無し
PHPCGI版CGI版/モジュール版LiteSpeed版
ライト・スタンダード・ハイスピードプランのWeb機能比較

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PHPの違い

ロリポップ!では、PHPを動かす方法として「CGI版」「モジュール版」「LiteSpeed版」の3種類があります。

  • CGI版
    PHPが個別のプログラムとして動作する。安全性は高いが処理速度は遅い。
  • モジュール版
    サーバーに組み込まれて動作する。CGI版よりも処理が高速で、パフォーマンスが良い。
  • LiteSpeed版
    最新技術で、高速かつ安定した動作。サーバーリソースを効率よく使い、高速表示が可能。
処理速度の速さ

LiteSpeed版 > モジュール版 > CGI版

ハイスピードプラン以上で装備されているLiteSpeed版が一番高速で処理できるのです。

公式マニュアルCGI、SSI、PHP、SENDMAILについて

Webサーバーの違い

ライト・スタンダードでは、Webサーバーは「Nginx + Apache」ですが、ハイスピードプランでは「Nginx + LiteSpeed」が採用されています。

Nginx + Apache

  • 従来から広く使われている構成で、汎用性が高い
  • 「.htaccess」を利用可能で、柔軟なカスタマイズができる
  • サーバー移行や特定のプラグインが「Apache」に依存している場合に便利

カスタマイズ性や互換性重視のサイト向き

Nginx + LiteSpeed

  • 静的ファイル(画像やCSSなど)の処理が非常に速い。
  • 動的コンテンツ(PHPなど)もLiteSpeedが効率的に処理し、表示が速い
  • 高負荷時でも安定したパフォーマンスを発揮。
  • LiteSpeed専用の「LiteSpeed Cache」の利用でさらなる高速化が期待できる

高速表示が必要なサイトやWordPressサイト向き

理由2: 同時アクセス数拡張

ロリポップ!には「同時アクセス数拡張」という機能があり、サイトに一度に多くの人がアクセスしたときに便利な機能です。

通常、プランごとに「同時にアクセスできる人数」が決まっていますが、この機能を使うとその制限を一時的に緩和することができます。

例えば、ブログ記事がSNSで急に話題になったり、キャンペーンでアクセスが増える場合、普通だとアクセスが集中して「503エラー」が出てサイトが見られなくなることがあります。

しかし「同時アクセス数拡張」機能があれば、ブログ記事がバズってアクセスの急増した時でもサイトが落ちにくくなるので安心して運営できます。

「同時アクセス数拡張」はライトプランは非対応、スタンダードプランで対応しています。ハイスピードプランでは、「同時アクセス数」に制限がないため、拡張する必要がないのです。

ハイスピードプランなら、WordPressの高速化、アクセス集中が起きてもサイトが落ちる心配のない安心できるプランです。

理由3: 最も割引率が高い

月額費用ライトスタンダードハイスピード
1ヶ月572円1,155円1,430円
12ヶ月495円/月847円/月990円/月
24ヶ月396円/月682円/月935円/月
36ヶ月264円/月495円/月550円/月
36ヶ月時の割引率53.85%57.14%61.54%
ライト・スタンダード・ハイスピードプランの月額費用の割引率比較

1ヶ月のサーバー費用と比較した時に、ハイスピードプラン36ヶ月契約が一番割引率高いです。

スタンダードプランとほぼ変わらない料金なので、機能が大幅に強化されているハイスピードプランのほうがお得と言えます。

理由4: サポート体制

サポート体制エコノミーライトスタンダードハイスピードエンタープライズ
メール
48時間以内返信

48時間以内返信

48時間以内返信

24時間以内返信

24時間以内返信
電話
チャット

契約プランによってサポート体制に違いがあります。

電話サポートはスタンダードプラン以上で利用可能。メールでのサポートは「ハイスピードプラン以上は24時間以内に返信」となっておりハイスピードプラン以上がもっとも優遇されています。

サイトの表示速度が売上に直結する時代。サイトでの集客・ブログ収益化を考えているなら、高速サーバーLiteSpeedとレスポンスが速いサポートがあるハイスピードプランが最適です。

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「.jp」も無料!ドメインずっと無料(最大2個無料)

ハイスピード、エンタープライズを12ヶ月契約すると独自ドメインが無料になる特典があります。

無料対象のドメインは、.comや.jpなど人気のドメインを含む45種類以上と他社に比べて多いので、取りたかったドメインが見つからない、無料対象じゃない・・・ということはほぼないでしょう。

「ドメインずっと無料」の特典を得るための条件:

  • ハイスピード・エンタープライズプランのどちらかを申し込む
  • 期間は12ヶ月契約以上
  • 自動更新を設定する

上記以外にも、無料特典用のクーポンコードを入力するなどの手順があるのでチェックが必要です。

ロリポップ「ドメインずっと無料」の条件や注意点は以下の記事で詳しく解説しています。

セキュリティ対策

2013年にロリポップで運営されているWordPressサイトが、データの改ざんや不正アクセスなど大規模な被害がありました。そのような経緯もあってかWAFが全プランで標準装備されるなどセキュリティ機能が強化されています。

ロリポップのセキュリティ関連機能
  • WAF
  • 海外アタックガード
  • アップロードファイルのウイルスチェック
  • Web改ざん通知

WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)

WAFは、ウェブサイトやウェブアプリケーション(WordPressなど)を悪意のある攻撃から守るためのセキュリティ機能です。

ファイアウォールがネットワークトラフィックを制御するのに対し、WAFはウェブアプリケーション特有の脆弱性を防ぐことに特化しています。

例えば、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、不正なファイルアップロードなどの攻撃を検知して防御します。

ロリポップでは全プランでWAFが標準装備されていて、ドメインを設定すると自動的に有効な状態になります。

WAFの設定方法

海外アタックガード

海外アタックガードとは、サイトへの悪意のある攻撃、不正アクセスなどは海外から行われることが多いため、海外IPアドレスからの特定のアクセスを制限して、サイト乗っ取りなどの不正アクセスを防止してくれる機能です。

対象はWordPressのログイン画面など攻撃対象になりやすいページで、海外からウェブサイトが閲覧できなくなるというわけではありません。

海外アタックガード

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プラン変更できるが注意点あり

プラン変更は、上位プランへの変更しか対応していないサーバーが多いですが、ロリポップでは上位プラン・下位プランへの変更ができます。

ただし、下位プラン変更は「次回契約からプラン変更」となるので、契約途中での変更はできず返金もありません。

例えば、ハイスピードプラン36ヶ月で契約をしたけれどそれほど使わないので、もっと規模を縮小した安いプランにしたいと思った場合、下位プランに変更できるのはハイスピードプラン36ヶ月が終わってからということになります。

また注意点として、プラン変更するとデータファイルの移設処理が発生しますその期間はWEBサイトが停止状態になります。

※ほとんどの場合、数分~数時間程で移設処理が完了となりますが、データ量やファイル数が非常に多い場合は、ごく稀に数日単位でお時間が必要となることもございます。

ロリポップマニュアル:プラン変更処理に必要な時間
プラン変更処理中にサービス停止になるもの
  • WEBサイトの表示
  • FTPS/SSH/WebDAVなどの接続
  • cronの実行
  • アクセスログの取得
  • ユーザー専用ページでの一部の操作

ロリポップの評判・口コミ

良い評判・口コミ

あまりに悪評が多く耐えられないので投稿です。
今までの中で1番のサーバーでした。
現役のプログラマーですが、個人利用で使用するならロリポップが適しています。
速度についても申し分ないし、laravelやflaskも置くことが出来ます。
そして何よりコスパが最高です。
月100円で150GB使えますし、データベースの量は無制限です。
サポートについてはあまり使/ったことはありませんが、好印象でした。
月400円ちょいのプランから電話受付がありますし、メールの応答も早いです。
初心者にとってはサポート範囲が少し狭めかもしれませんが、少なくとも自分のような最低限のサポートで大丈夫な人には問題ありません。
おすすめのサーバーです。

たまごさん みん評

初心者むけの説明が多くあり、それなりに安い。
スピードがおそい。とくにWordpressを3社でつかっているけど、他の2社に比較してダントツに反応が遅い。ひどいときはクリックしてからつぎの画面がでるまで1分以上かかることがある。そんな時は、サーバ故障と思ってしまうこともある。
スピード改善をお願いしているけど、まったく変わらない。初心者向きで、やすかろう、・・・・というサーバですね。スピードを気にしなければ、初心者向けとしては一番いいかも。

junさん みん評

レンタルサーバは多数借りているが、安価なサービスで初心者も対象としているだけに圧倒的に管理画面が分かり易くて簡単。
通常のサーバ利用をするだけなら、サーバの知識がない人でも項目と中を見ればだいたい問題無く設定が出来てしまう。複雑なものは何もない。

ITreview

安価な料金で高機能なサービスが利用できる。 サーバーが安定しているため、ダウン時のコストや運用対応に追われる必要が少なくなり、心配事が少ない。 保守時のサポートも充実しているため、困ったときはサポートに連絡すれば解決する。

BOXIL

信頼性と使いやすさが魅力的。高速・安定なサーバーでウェブ運営がスムーズ。親切なサポート体制も心強く、初心者でも安心。コストパフォーマンスも優れ、お手頃価格で満足度高い!最高の選択だと感じます。

非公開のユーザー ITトレンド

悪い評判・口コミ

やすいのはありがたいけど、不具合が多くて、迷惑メールがフィルタリングしてない?
ブラックリスト機能はありますが、ホワイトリスト機能が無いので、詐欺メールがバンバンきますよ。
ブラックリスト機能は、後手後手の対策、次々に違う件名(メールアドレス偽装して)
来るから、その都度、拒否設定をするのは、機能としてどうなんだろう?って思う。
やすいから仕方ないといえばそれまでだけどさ。

とくめいさん みん評

イラスト多用のインターフェースで柔らかさが感じられるのは良いのですが、ボタンや入力欄の拡大などの基本的なユーザビリティの改善にもっと取り組んでほしい。

非公開ユーザー ITreview

共有サーバーゆえの悩みでしょうが、たまーに他のサイトでアクセスが集中しているのか自社サイトの表示が遅いときがあります。でも表示遅延がずっと続くわけではないのでそれほど気にはなりません。あと、原因不明ですが突然FFFTPで接続できなくなる事象が発生し、解決できなかったのでFileジーラに切り替えざるを得ませんでした。これに関してはサーバーが原因なのか、FFFTPが原因かは確定できませんが、他のサーバーには接続できたのでlolipop上の設定も原因の一つとしてあるのかもしれません。

非公開ユーザー ITreview

litespeedが採用されているのは、ハイスピードプラン以上のみなのでスタンダードにも採用してほしい。
容量なども不満はないが、ファイル数の上限を何とかしてほしい。

非公開ユーザー ITreview

自社のクライアント含めて利用経験がありますが、突然サイトが表示されなくなったりしたことがあり、安定性に不安感があります。安かろう悪かろうではないとは思うのですが、過去にそういったことを経験するとあまり積極的に使おうという気にはなれない。やはり安定していることが大前提のサービスであるべきかと。

非公開のユーザー ITトレンド

口コミサイトでのロリポップの評判をピックアップしました。

これらの口コミはほんの一部ですが、ロリポップは「手頃な価格で始められる、初心者向けの使いやすいサーバー」というポジショニングを確立しています。個人利用や小規模サイト、特に技術的な知識が少ないユーザーにとっては良い選択肢となり得ます。

ただし、サイトの重要度や規模が大きくなるにつれて、安いプランではパフォーマンスや安定性の面での懸念が出てくる可能性があります。

ビジネス利用や収益化重視のサイトでは、ハイスピードプラン以上の上位プランがおすすめです。

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