独自ドメインでメールを使用していて、受信したメールが消えてしまうということがあるようです。受信したメールが消えてしまう原因とその対処法についてまとめました。
また消えてしまったメールはエックスサーバーなら復旧できる場合があります。その方法も解説します。
受信したメールが消えるのはメールの受信方法が原因かも?POPの受信設定を確認する
メールの受信方式にはIMAPとPOPがあります。
IMAPは常にサーバーにメールを残しますが、POPで受信している場合、「サーバーにメッセージを残す」設定をしていないと受信したメールはサーバーから削除されてしまいます。
infoなど会社の代表メールアドレスなどを複数のデバイスで受信していることが多いです。
サーバーに残す設定にしているか確認してみましょう。

IMAPではメッセージをゴミ箱に移動すると自動削除される場合がある
IMAPでメールを受信して、ゴミ箱にメッセージを移動した場合は一定期間が過ぎると削除される場合があります。
期間はサーバー会社の仕様によります。
エックスサーバー
では、ゴミ箱に入れたメッセージは7日後に削除されます。
IMAPのごみ箱(Trashフォルダ)に移動したメールは7日後に削除されます。
エックスサーバー 良くある質問 - メールトラブル
消えてしまったメールを復活させるには?エックスサーバーでメールを復元する方法
誤って削除してしまったり、消えてしまったメールをどうしても復活したい時、エックスサーバー
では自動バックアップから復元できる場合があります。
エックスサーバーの自動バックアップとは
エックスサーバーでは全プランでWeb、メール、データベースの自動バックアップ機能があります。
自動バックアップされる期間は現在は14日ですが、昔からエックスサーバーを使っていて古いサーバーのままの場合は7日間です。
sv12301.xserver.jp 以降のサーバー -> 自動バックアップ期間:14日間
sv12300.xserver.jp 以前のサーバー -> 自動バックアップ期間:7日間
>>> エックスサーバー
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自動バックアップから復元する方法
エックスサーバーで自動バックアップからメールを復元する手順です。
サーバパネルにログイン
サーバーパネルにログインし、バックアップを選びます。

復元するデータの選択
「自動バックアップデータ取得・復元」タブで、復元するデータを選択します。
- 自動バックアップデータ取得・復元タブを選択する
- 処理種別:自動バックアップデータから復元を選ぶ
- 対象バックアップ日:復元したいバックアップ日を選択する
- 復元方法:対象を指定して復元を選択する
- 対象ドメイン・ディレクトリで、復元したいドメインを選択
- 「メール領域」を選択

復元に関する注意事項を確認する

データの復元を実行する前に、注意事項を確認します。
- 復元すると直近のデータは消えてしまう
復元を実行すると、バックアップ日以降のデータは全て上書きされてしまいます。直近のデータを事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。 - サーバーに十分な空き容量がある必要がある
サーバーにバックアップデータ分の空き容量がないと完全な復元に失敗する可能性があります。
復元を開始する
問題なければ、復元を実行します。
まとめ
エックスサーバーでメールが消える問題の原因と、消えてしまったメールを復元する方法についてまとめました。
- メールが消えてしまうのは、POP受信設定で「サーバーにメールを残す」設定をしていない可能性がある
- エックスサーバーには自動バックアップからメールを復元できる機能がある
もし消えてしまったメールをもう一度復活させたい場合、エックスサーバーならメールが復活できる可能性があります。
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