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WordPressの手動バージョンアップ(アップデート)手順

2016-12-08

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WordPressの手動バージョンアップ(アップデート)手順

WordPress運用で、コアアップデートは欠かせない作業の一つです。セキュリティ強化、バグ修正、新機能の追加、パフォーマンスの向上など、サイトを安心して運用するには定期的な更新が必要です。

通常、WordPressは自動更新またはワンクリックでアップデートすることができます。しかし、サーバーのパフォーマンスやパーミッションの問題、プラグインの競合などの理由で自動更新ができないことがあります。

また、独自のカスタマイズを行なっている場合、自動更新してしまうと予期せぬ不具合を避けるために手動でアップデートしたいと考える人もいるかもしれません。

そんな時に必要となるのが「手動アップデート」です。この記事では、ダッシュボードからアップデートが行えないなどで手動でする具体的な手順をわかりやすく解説します。

WordPress手動アップデートの流れ

WordPress手動アップデートの流れは以下のようになります。

  1. (事前準備)データベース・WordPressのファイルをバックアップ
  2. (事前準備)最新のWordPressコアファイルをダウンロード
  3. (事前準備)メンテナンスモードにする ※必要な場合
  4. すべてのプラグインの停止
  5. WordPressの古いファイルを削除
  6. 新しいファイルをアップロード
  7. wp-adminにアクセスしてアップグレードする
  8. プラグインを有効にする・動作確認
  9. メンテナンスモード解除・アップデート完了

WordPress手動アップデートの具体的な手順

(事前準備)データベース・WordPressのファイルをバックアップ

まずはアップデート直前のデータベースとファイルのバックアップを取っておきます。バックアップがあれば安心です。

  • データベース → phpMyAdmin
  • WordPressファイル → FTP

などでバックアップします。サーバーでバックアップ機能がある場合はもっと簡単にバックアップできます。

自動バックアップ機能があるレンタルサーバーもありますが、できるだけバージョンアップを行う直前にバックアップをとることをお勧めします。

エックスサーバー・エックスサーバービジネス・シンレンタルサーバーでは、バージョンアップ前に手動でファイル・データベースの両方をバックアップすることができます。

エックスサーバーで手動バックアップを取る方法

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(事前準備)最新のWordPressコアファイルをダウンロード

WordPressの最新版をダウンロードしておきます。
https://ja.wordpress.org/download/

古いWordPressをダウンロードしたい場合は以下からダウンロードできます。
Release Archive: https://ja.wordpress.org/download/releases/

ダウンロードしたら解凍しておきましょう。

(事前準備)メンテナンスモードにする ※必要な場合

手動アップデートを行なっている間、サイトを訪問してきたユーザー向けに「メンテナンス中」とお知らせしたい場合はメンテナンスモードにすることができます。必要ない場合は飛ばしてください。

プラグイン不要、手動でWordPressをメンテナンスモードにする方法は別の記事で解説しています。

参考
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プラグインの停止

ここからいよいよアップデート作業に入ります。

まず最初に、利用中のプラグインを全て無効にします。特定のプラグインが新しいWordPressと互換性がない場合、サイト全体が機能しなくなることがあるためです。特にセキュリティプラグインやカスタムプラグインの場合、衝突が発生する可能性も高いため無効にしておくことがおすすめです。

プラグインを無効にする方法を3つ挙げます。

1)プラグインページから無効にする

プラグインページで、プラグインをすべて選択して「無効化」します。

2)phpMyAdminから無効にする

管理画面に入れない場合、データベースからプラグインを無効にする方法もあります。

  1. phpMyAdminにログイン
  2. wp_optionsテーブルを選択
  3. option_name列でactive_pluginsを探す
  4. option_valueフィールドをa:0:{}に変更して保存
wp_optionテーブル,option_nameでactive_pluginsを検索した結果
option_valueの値を

3)pluginsディレクトリをリネームする

もし、WordPressの管理画面に入れない状況ではは、FTPかファイルマネージャーでアクセスしてプラグインを無効化することもできます。

wp-content / pluginsディレクトリを_pluginsplugins_oldなどリネームします。そうするとプラグインは無効状態になります。

WordPressの古いファイルを削除

次に以下のファイルを除き、WordPressの古いファイルを削除します。

残しておくファイル・フォルダ

  • wp-config.php
  • .htaccess(ある場合)
  • wp-contentフォルダ
  • wp-imagesフォルダ(ある場合)
  • robots.txt, ads.txtや独自の.iniファイルなど(ある場合)

削除するファイル・フォルダ

  • wp-config.phpと同じ場所にあるwp-から始まるphpファイル
  • readme.html, wp.php, xmlrpc.php, index.php, license.txtなど
  • wp-adminフォルダ
  • wp-includesフォルダ
  • wp-content/plugins/widgets(ある場合)

何故上書きではなく削除なのか

上書きアップロードすると、古いファイルが残っていたり、変更されたファイルが古いバージョンのままになってしまうということがおきる場合があります。その結果、不整合が生じて、サイトの機能やセキュリティに影響が出る可能性があります。

WordPress公式ドキュメントでは、手動アップデートでは古いファイルを削除することを推奨しています。

新しいファイルをアップロード

ダウンロードした新しいWordPressファイルをアップロードします。wp-contentフォルダには、テーマやプラグインファイルがあるので、

  1. wp-content以外のファイルをアップロード
  2. wp-content内のフォルダは新しいファイル(デフォルトテーマやプラグイン)をアップロード

していきます。

wp-adminにアクセスしてアップグレードする

ファイルのアップロードが終わったら、あと少しです。ブラウザからwp-adminにアクセスします。

https://example.com/wp-admin/

「データベースの更新が必要です。」と表示されたら、更新ボタンをクリックしてデータベースをアップグレードします。

管理画面にログイン、キャッシュ削除、プラグインを有効にする

管理画面にログインできたら、ここでパーマリンクの更新とキャッシュ削除をしておきます。これをやっておかないと、あとで「ページがみつかりません」と表示される場合があります。(私は一度経験あり、パーマリンク更新したら正常になりました)

またデフォルトのテーマやプラグインの更新がある場合は更新をしておきます。

無効にしていたプラグインを有効にします。公式ドキュメントでは以下のようにプラグインの有効化してくださいとの記載があります。

If you are not sure if they will work correctly with the new version, activate each plugin, one at a time, and test that there are no problems before continuing.

新しいバージョンで正しく動作するかどうかわからない場合は、各プラグインを一度に 1 つずつアクティブ化して問題がないか確認してください。

https://developer.wordpress.org/advanced-administration/upgrade/upgrading/

サイトのレイアウトが崩れていないか、機能に問題がないかをチェックします。

メンテナンスモード解除・アップデート完了

動作確認が終わったら、.maintenanceファイルを削除すればメンテナンスモードが解除できます。

以上で手動バージョンアップは完了です。

メジャーアップデートも場合は、事前にテスト環境で動作確認するとより安全です。

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