SSL サーバーTips

ConoHa WINGのSSL化方法、無料のアルファSSL設定も

2022-03-09

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ConoHa WINGのSSL化方法、無料のアルファSSL設定も

ソラミ♪

Webエンジニアをやりつつ、デザインにも携わる株式会社コムワークの中の人。WordPress、Adobeアプリ、カワウソ好き。 2015年から当ブログ運営|2008年からGmail使用中|WordPress制作10年以上|15社以上のレンタルサーバー利用経験|100件以上のドメイン取得運用|サイト・ドメイン移転多数 »  もっとくわしく

ConoHa WINGは初心者からプロまで幅広く対応する高速・高機能なレンタルサーバーです。

  • WordPressの簡単インストール、かんたん移行できるツール完備
  • 初心者でもわかりやすい管理画面
  • 最新NVMe SSD採用で、サイト表示が高速
  • 無料でWebアプリケーションの脆弱性診断ができる
  • 独自ドメインのSSLがいくつでも無料
  • サイトの成長にあわせてリソースの追加やプラン変更がいつでも可能

ConoHa WINGの機能・特徴は以下の記事でまとめています。
ConoHa WINGがおすすめな理由と料金プランの選び方

この記事ではConoHa WINGでサイトやWordPressをHTTPS化する無料SSLの設定方法を解説しています。

ConoHa WINGの無料SSLはLet's EncryptとアルファSSL

ConoHa WINGでの無料独自SSLは、

  • Let's Encrypt
  • アルファSSL

のどちらか選ぶことができます。

アルファSSLはGMOグローバルサインのSSLセカンドブランド。本来は年6000円ぐらいかかる有料SSLとして提供されているものですが、同じGMOグループなので無料で提供されているようです。

どちらを選んでも暗号化の強度に違いはありません。

違うのは更新期間、Let's Encryptは90日ごとに更新、アルファSSLは1年ごとの更新になります。

有料のSSL証明書も含めてConoHa WINGで取得できるSSL証明書は以下になります。

有効期間(契約期間)サイトシール費用
Let's Encrypt90日無料
GMOグローバルサイン
アルファSSL
1年無料
GMOグローバルサイン
クイック認証SSL
1ヶ月2200円/月
GMOグローバルサイン
企業認証SSL
1年58,080円/年
GMOグローバルサイン
EV SSL
1年129,080円/年
ConoHa WINGで取得できるSSL証明書(有料・無料)

ConoHa WING 公式

Let's Encryptの設定方法

ConoHa WINGで無料SSL・Let's Encryptを設定するのはとても簡単です。

サイト管理 > サイトセキュリティの中にある「独自SSL」タブ、「無料独自SSL」の利用設定「ON」をクリックするだけで設定完了です。

利用設定をONにした後、「利用中」になればLet's Encryptの設定は完了です。

無料SSL(Let's Encrypt)のONOFFを短期間で繰り返すと、SSL発行が一時的に制限されることがあります。

制限されると長くて1週間、SSLが有効にできなくなる場合もあります。不用意にONOFFを繰り返さないようにしましょう。

無料独自SSLの設定時に起こりがちなトラブルと解決方法をまとめています。
ConoHa WING SSL有効化が押せない、設定中の時間は?

他社からConoHa WINGへサーバー移行する時にSSLを有効化する手順は以下の記事で詳しく解説しています。
ConoHa WINGへWordPressを移行する手順【SSLダウンタイムなし】

アルファSSLの設定方法

無料で取得できるアルファSSLの設定方法は以下の手順で設定します。

既に無料SSLとしてLet's Encryptを利用していても、アルファSSLを使うことができます。アルファSSLを取得が完了したら自動で切り替わります。

コントロールパネルにログイン後、サイト管理>独自SSL>オプション独自SSLをクリックします。

SSL申し込み画面で「アルファSSL」を選びます。料金は「0円」になっています。

ドメインの認証方法を「ページ認証」「DNS認証」のいずれかを選びます。

DNS認証はSSL化するドメインにConoHaのネームサーバーを設定します。

既にドメインのネームサーバーがConoHaのネームサーバーに設定済みの場合はDNS認証が簡単です。※ConoHaで既にブログやサイトを公開しているならネームサーバーはConoHaになっているはず。

確認後、申請完了となります。

申請完了になってから、5分程でSSL利用可能になりました。

以上でアルファSSLの設定は完了です。

ブラウザからSSL証明書を確認してみると、発行元が「GlobalSign Atlas R3 AlphaSSL CA」となっていて、有効期限も1年後になっています。

ConoHa WINGでhttpsへリダイレクト設定は不要

ConoHa WINGでは、SSLを有効にするとhttpからhttpsへのリダイレクトは自動で行われます。

なので自分で.htaccessにリダイレクト設定をする必要はありません。

逆に.htaccessにhttp → httpsリダイレクトを記述してしまうと、リダイレクトループが発生してしまうので注意しましょう。

※リダイレクトループが発生するとエラーになりページが表示されなくなってしまいます。

以上、ConoHa WINGで無料で使えるSSL証明書、Let's EncryptとアルファSSLの設定方法を解説しました。

ConoHa WINGでは、独自ドメインが2個無料で使えるWINGパックが人気です。ドメインが2個無料で使えるということは少なくとも2つサイトやブログを公開することができます。

サイトを立ち上げるなら常時SSLは必須です。ConoHaではSSL証明書も無料で設置できます。

ConoHa WING 公式

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