ConoHa WINGは初心者からプロまで幅広く対応する高速・高機能なレンタルサーバーです。
- WordPressの簡単インストール、かんたん移行できるツール完備
- 初心者でもわかりやすい管理画面
- 最新NVMe SSD採用で、サイト表示が高速
- 無料でWebアプリケーションの脆弱性診断ができる
- 独自ドメインのSSLがいくつでも無料
- サイトの成長にあわせてリソースの追加やプラン変更がいつでも可能
ConoHa WINGの機能・特徴は以下の記事でまとめています。
ConoHa WINGがおすすめな理由と料金プランの選び方
この記事ではConoHa WINGでサイトやWordPressをHTTPS化する無料SSLの設定方法を解説しています。
ConoHa WINGの無料SSLはLet's EncryptとアルファSSL
ConoHa WINGでの無料独自SSLは、
- Let's Encrypt
- アルファSSL
のどちらか選ぶことができます。
アルファSSLはGMOグローバルサインのSSLセカンドブランド。本来は年6000円ぐらいかかる有料SSLとして提供されているものですが、同じGMOグループなので無料で提供されているようです。
どちらを選んでも暗号化の強度に違いはありません。
違うのは更新期間、Let's Encryptは90日ごとに更新、アルファSSLは1年ごとの更新になります。
有料のSSL証明書も含めてConoHa WINGで取得できるSSL証明書は以下になります。
有効期間(契約期間) | サイトシール | 費用 | |
---|---|---|---|
Let's Encrypt | 90日 | 無料 | |
GMOグローバルサイン アルファSSL | 1年 | 無料 | |
GMOグローバルサイン クイック認証SSL | 1ヶ月 | 2200円/月 | |
GMOグローバルサイン 企業認証SSL | 1年 | 58,080円/年 | |
GMOグローバルサイン EV SSL | 1年 | 129,080円/年 |
Let's Encryptの設定方法
ConoHa WINGで無料SSL・Let's Encryptを設定するのはとても簡単です。
サイト管理 > サイトセキュリティの中にある「独自SSL」タブ、「無料独自SSL」の利用設定「ON」をクリックするだけで設定完了です。
利用設定をONにした後、「利用中」になればLet's Encryptの設定は完了です。
無料独自SSLの設定時に起こりがちなトラブルと解決方法をまとめています。
ConoHa WING SSL有効化が押せない、設定中の時間は?
他社からConoHa WINGへサーバー移行する時にSSLを有効化する手順は以下の記事で詳しく解説しています。
ConoHa WINGへWordPressを移行する手順【SSLダウンタイムなし】
アルファSSLの設定方法
無料で取得できるアルファSSLの設定方法は以下の手順で設定します。
既に無料SSLとしてLet's Encryptを利用していても、アルファSSLを使うことができます。アルファSSLを取得が完了したら自動で切り替わります。
コントロールパネルにログイン後、サイト管理>独自SSL>オプション独自SSLをクリックします。
SSL申し込み画面で「アルファSSL」を選びます。料金は「0円」になっています。
ドメインの認証方法を「ページ認証」「DNS認証」のいずれかを選びます。
DNS認証はSSL化するドメインにConoHaのネームサーバーを設定します。
既にドメインのネームサーバーがConoHaのネームサーバーに設定済みの場合はDNS認証が簡単です。※ConoHaで既にブログやサイトを公開しているならネームサーバーはConoHaになっているはず。
確認後、申請完了となります。
申請完了になってから、5分程でSSL利用可能になりました。
以上でアルファSSLの設定は完了です。
ブラウザからSSL証明書を確認してみると、発行元が「GlobalSign Atlas R3 AlphaSSL CA」となっていて、有効期限も1年後になっています。
ConoHa WINGでhttpsへリダイレクト設定は不要
ConoHa WINGでは、SSLを有効にするとhttpからhttpsへのリダイレクトは自動で行われます。
なので自分で.htaccessにリダイレクト設定をする必要はありません。
逆に.htaccessにhttp → httpsリダイレクトを記述してしまうと、リダイレクトループが発生してしまうので注意しましょう。
※リダイレクトループが発生するとエラーになりページが表示されなくなってしまいます。
以上、ConoHa WINGで無料で使えるSSL証明書、Let's EncryptとアルファSSLの設定方法を解説しました。
ConoHa WINGでは、独自ドメインが2個無料で使えるWINGパックが人気です。ドメインが2個無料で使えるということは少なくとも2つサイトやブログを公開することができます。
サイトを立ち上げるなら常時SSLは必須です。ConoHaではSSL証明書も無料で設置できます。