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【2024年最新】格安で取得できるSSLサーバー証明書のまとめ

2023-01-05

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【2024年最新】格安で取得できるSSLサーバー証明書のまとめ

ソラミ♪

Webエンジニアをやりつつ、デザインにも携わる株式会社コムワークの中の人。WordPress、Adobeアプリ、カワウソ好き。 2015年から当ブログ運営|2008年からGmail使用中|WordPress制作10年以上|15社以上のレンタルサーバー利用経験|100件以上のドメイン取得運用|サイト・ドメイン移転多数 »  もっとくわしく

今やウェブサイトのSSL化は当たり前の時代。無料SSL対応のレンタルサーバーも多くなりました。

でも昔から契約しているレンタルサーバーなどは古い仕様のままで、無料独自SSLには対応していない場合があります。

無料独自SSLに対応していないレンタルサーバー
「共用SSLのみ利用可能」だったり「独自SSLは有料オプション」・・・ということがあります。

NTTPCコミュニケーションズの共有レンタルサーバーWebARENA SuiteXでも、共用SSLは無料可能ですが独自SSLは有料です。下記の記事はWebARENA SuiteXに格安SSL証明書(年1000円程度)を導入する手順を解説しています。

関連記事WebARENA SuiteXに格安SSL証明書を導入してSSL化する方法

このようなサーバーでサイトをSSL化するには、独自SSL証明書を別途導入しなくてはいけません。

本記事では格安で取得できるSSL証明書をSSLの種類ごとにまとめました。

さらにSSL証明書にはワイルドカード証明書というものがあります。
ワイルドカードとは、サブドメインで運用しているサイト全てに適用できるサーバー証明書です。

通常、SSLはコモンネーム(sub1.example.comsub2.example.comなど)ごとに取得する必要がありますが、ワイルドカードSSL証明書があれば個別に設定する必要がなくなりコストや作業の手間を省くことができます。

ドメイン認証型SSL(Domain Validation)DV証明書

ドメイン認証型SSLとは

ドメイン認証型は名前の通り、ドメインの所有者を確認して認証するSSL証明書です。無料SSLもこのタイプです。

機械的処理などで低価格、短時間で発行されます。

ドメイン認証型SSLのメリット

  1. 認証プロセスが短く、ほぼ即日で手続きが完了する
  2. 費用が安い

ドメイン認証型SSLのデメリット

  1. ドメインの所有者(Whois情報に基づく)に認証メールを送信するだけなので最低限の信頼性のみとなる

格安ドメイン認証型SSL証明書の比較

サイト名SSL商品名認証局サイトシールSSL証明書価格発行日数
Xserver SSL
SSLボックス
Let's EncryptLet's Encrypt0円即日
Xserver SSLCloudSSLクラウドセキュア880円
※5年契約
即日-1日
さくらインターネットJPRS
ドメイン認証型
Secured by JPRS990円即日
FUJI SSLFUJI SSLFUJI SSL1,650円即日
ドメインキーパーAOSSLAOSSL2,075円約24時間
Xserver SSLRapidSSLデジサート1,828円即日-1日
ドメインキーパーアルファSSLグローバルサイン5,610円即日
ドメインキーパーHyperTrustSSLハイパートラスト7,700円約24時間
Xserver SSLGeoTrust
クイックSSLプレミアム
デジサート15,400円即日
ドメインキーパークイック認証SSLグローバルサイン16,500円即日

格安ドメイン認証SSL証明書ワイルドカードの比較

blog.example.comshop.example.comなど複数サブドメインにもSSLを適用できる証明書です。

サイト名SSL商品名認証局サイトシールSSL証明書価格発行日数
Xserver SSLCloudSSLワイルドカードクラウドセキュア17,600円即日-1日
さくらインターネットドメイン認証型ワイルドカードSecured by JPRS18,150円3営業日
FUJI SSLFuji SSLワイルドカードFUJI SSL19,800円即日
KDDIウェブコミュニケーションズ クイック SSL プレミアム WCジオトラスト87,230円1-6営業日
Xserver SSLラピッドSSLワイルドカードデジサート35200円
33,440
即日-1日

無料SSL Let's Encryptってどうなの?

Let's Encryptは無料で導入できるSSL証明書。独自ドメインでも無料でSSL証明書が導入できるのはありがたいです。

無料独自SSLとしてLet's Encryptを標準提供しているレンタルサーバーも多いです。
参考記事無料SSLが使えるレンタルサーバー一覧と無料SSLのメリット・デメリット

無料であるが故なのかもしれませんが、フィッシング詐欺サイトなど怪しいサイトで使われることが多いのが現状です。そのため、Let's Encryptの証明書の有効期限は90日となっています。

つまり90日ごとに更新作業が必要になります。

レンタルサーバーで無料SSLとして提供されているLet's Encryptは、サーバーで更新が自動化されているのでほぼ心配はいりませんが、自分で設置したLet's Encryptは90日ごとに証明書を更新していかないといけません。

cronなどを使って自前で自動更新には、専門的な知識が必要です。

更新し忘れてしまうとSSLが無効になり最悪サイトが表示されなくなってしまいします。

90日ごとに手動更新するという作業コストを考えたら、年間数千円で導入できる有料のDV認証SSLを導入した方が良いとも言えますね。

企業認証(実在認証)SSL(Organization Validation)OV証明書

企業認証SSLとは

企業認証型(組織認証型)はドメインの所有権に加えてサイトの運営組織の実在性を認証するサーバー証明書です。

証明書に記載されている企業や住所が、法的に存在するのかどうかを認証します。

取得には書類審査と電話確認が必要で個人では取得できません。

企業認証型(組織認証型)証明書を取得しているサイトは信頼性が増します。

Google Chromeはアドレスバーの鍵アイコンやURLが緑色になります。※Chrome69より緑色ではなく従来通りのグレー表示に変更されています。

格安企業認証SSL証明書の比較

サイト名SSL商品名認証局SSL証明書価格発行日数
Xserver SSLCloudSecure
企業認証SSL
クラウドセキュア33000円
16,500円
最短1営業日
KDDIウェブコミュニケーションズ ジオトラスト
トゥルービジネス ID
デジサート30,690円1-6営業日
ドメインキーパーグローバルサイン
企業認証SSL
グローバルサイン27,500円即日-1日
ドメインキーパーSureServer PrimeCyber Trust41,800円1-3営業日
さくらインターネットSureServer for SAKURACyber Trust42,350円3営業日
さくらインターネット組織認証型Secured by JPRS48,400円3営業日
さくらインターネットパスポート for Web SR3.0セコム60,500円3営業日
Xserver SSLセキュア・サーバIDデジサート89,100円
60,720円
最短1営業日

格安企業認証SSL証明書ワイルドカードの比較

サイト名SSL商品名認証局SSL証明書価格発行日数
さくらインターネット組織認証型ワイルドカードSecured by JPRS96,800円3営業日
Xserver SSLCloudSecure 企業認証SSL
ワイルドカード
クラウドセキュア104,500円
83,600円
最短1営業日
ドメインキーパーSureServer Prime
ワイルドカード
Cyber Trust107,800円1-3営業日
KDDIウェブコミュニケーションズ ジオトラスト
トゥルービジネスID WC
デジサート111,540円1-6営業日

EV認証SSL(Extended Validation) EV証明書

EV認証SSL証明書とは

EV認証型は実在証明に加え、世界的な認証基準EVガイドラインに基づいて認証が行われる最高レベルの証明書です。

電話での実在確認など、人による認証手続きが行われます。

企業の公開電話番号、事業の継続期間、登録番号と管轄、ドメイン不正検査、連絡先のブラックリスト検査、申請者の雇用状況を確認するための電話連絡などの認証作業が行われます。

Google Chrome,FireFox,Safari,Microsoft Edgeなど主要ブラウザでアドレスバーのURLが緑色になります。※Chrome69より緑色ではなく従来通りのグレー表示に変更されています。またChrome77からアドレスバーから組織名表示がなくなりました。

格安EV認証SSL証明書の比較

サイト名SSL商品名認証局SSL証明書価格発行日数
ドメインキーパーSureServer EV PrimeCyber Trust41,800円5-10営業日
さくらインターネットSureServer EV for SAKURACyber Trust54,450円7営業日
Xserver SSLCloudSecure
EV SSL
クラウドセキュア 84,480円10営業日
ドメインキーパーグローバルサイン
EV SSL
グローバルサイン79,200円5-10営業日
KDDIウェブコミュニケーションズ セキュア・サーバID EVデジサート142,340円1-6営業日

まとめ

SSLサーバ証明書を格安導入できるサイトをまとめました。

サーバー証明書を導入するにはコストはもちろんですがSSL種類やブランド、発行スピードなどを吟味する必要があります。

自分に最適なSSLサーバー証明書を格安で導入する際の参考になれば幸いです。

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