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[Mac] HomebrewでGitをインストール、アップデートする手順

2019-10-13

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[Mac] HomebrewでGitをインストール、アップデートする手順

ソラミ♪

Webエンジニアをやりつつ、デザインにも携わる株式会社コムワークの中の人。WordPress、Adobeアプリ、カワウソ好き。 2015年から当ブログ運営|2008年からGmail使用中|WordPress制作10年以上|15社以上のレンタルサーバー利用経験|100件以上のドメイン取得運用|サイト・ドメイン移転多数 »  もっとくわしく

本記事ではMacのパッケージ管理ツールとして一般的なHomebrewと使って、MacにGitをインストールする、またGitをバージョンアップする方法をまとめています。

インストールされているgitのバージョンを確認

Macには最初からgitがインストールされていると思っていたのですが、バージョンによって違う場合もあるようです。

gitがインストールされているか確認する、またインストールされているgitのバージョンを確認する方法。

1.ターミナルを開く

アプリケーション > ユーティリティ > ターミナルを開きます。

2.gitのバージョンを確認する

以下のコマンドでgitのバージョンを確認できます。

git --version

もし既にMacにGitがインストールされていた場合、このコマンドを実行するとGit のバージョンが表示されるはずです。

git version 2.17.2 (Apple Git-113)

バージョンは2.17.2です。

Apple GitはMacに最初から搭載されているGit(Appleが提供しているGit)ですが、バージョンが古い場合があります。

HomebrewでMacに最新版のGitをインストールする方法

MacにGitをインストールするにはHomebrewを使ってインストールするのが一般的です。HomebrewとはmacOSでパッケージ管理を行うソフトです。

まずHomebrewをインストールしてからGitをインストールします。

1.Homebrewのインストール

Homebrewをインストールする前に、CommandLineTools for Xcodeをインストールしておく必要があります。

CommandLineTools for XcodeはHomebrewが依存関係の解決やパッケージのビルドするために必要な開発ツールやライブラリを提供してくれるのでHomebrewのパッケージ管理がスムーズに行えるのです。

参考:Xcode(Apple公式)

xcode-select --install

CommandLineToolsをインストールしたら、Homebrewをインストールします。

Homebrewの公式サイトにもあるように以下のコマンドを実行します。

Homebew公式:https://brew.sh/ja/

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

インストールされたか確認します。

brew --version

2.HomebrewでインストールできるGit最新バージョンの確認

brew info git | grep stable
git: stable 2.23.0 (bottled), HEAD

gitの公式サイトでも確認できます
https://git-scm.com/

3.Homebrewでgitをインストールする

まずはHomebrew自体を最新の状態にしてから

brew update

Gitをインストール

brew install git

インストールの確認

brew list | grep git
git

もう一度バージョン確認してみると・・・

git --version
git version 2.17.2 (Apple Git-113)

変わっていない。Apple Gitののままです。

gitの場所を確認

% which git
/usr/bin/git

typeコマンドで以下のようにすると、複数のGitのインストールパスを調べることができます。

% type -a git
git is /usr/local/bin/git
git is /usr/bin/git

または以下のコマンドでHomebrewでインストールした Gitのパスを確認できます。

% brew --prefix git
/usr/local/opt/git

フルパスでバージョンを確認してみる

既存のgit

% /usr/bin/git --version
git version 2.17.2 (Apple Git-113)

Homebrewでインストールしたgit

% /usr/local/bin/git --version
git version 2.23.0

4.HomebrewでインストールしたGitを見に行くようにPATHを通す

新しいgitを見に行くようにパスを追記します。

パスの優先順位を確認する(参考)

cat /etc/paths

Bashの場合

.bash_profileを編集

vi ~/.bash_profile

以下を追記する

export PATH="/usr/local/git/bin:$PATH"

リフレッシュ

source ~/.bash_profile

再びバージョン確認

git --version
git version 2.23.0

最新版になりました。

Zshの場合

基本的にはbashと同じですが新しいMacではzshがデフォルトなので流れを載せておきます。

~/.zshrc ファイルを開きます。

nano ~/.zshrc

nanoはviと同じようにMacにインストールされているテキストエディタ。シンプルで使いやすい初心者向き。

PATHを追記します。

export PATH="/usr/local/git/bin:$PATH"

保存して閉じます。Ctrl + XYEnter

変更を反映させます。

source ~/.zshrc

以上でHomebrewでインストールしたGitのパスが $PATH に追加されて、Homebrew経由のGitを使用することができるようになります。

HomebrewでGitをバージョンアップする

HomebrewでGitをバージョンアップする手順です。

まずHomebrew自体を最新の状態にアップデート。

brew update

Gitをバージョンアップします。

brew upgrade git

以上、Homebrewを使ってMacにGitをインストール・バージョンアップする方法でした。

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